ゴマすれなくて いつもニコニコできない僕だけど
昨日まで親しかった人間が急に冷淡な態度を取るようになったのを
経験すると本当に辛くて、付き合いベタな自分を呪う時期もありました。
ゴマするのも下手だし、いつもニコニコできるわけじゃない。
そんなことをしていたら、俺だけが潰れてさらに損することになる。
だったら、自分の心に正直に生きた方がいいじゃんと思うようになり、
多少つらくても「いつか見てろ」という気持ちで頑張ったりもしています。
これも俺なんだから、ゴマスリが出来なければ、別な面で伸びればいいと
最近思うようになりました。
それでも、課題は山積しています。感情の振幅が大きいとか、過集中が
よくあるなど…。まず、それをひっくるめて俺なんだと理解するように
しています。
斉藤茂太さんの本で「自分を責めなければ相手に責められない」という
ことばをかつて知りましたが、その意味が最近わかってきました。
某施設の所長さんも「まず相手を褒めれば嫌われない」と言っていて、
なるほどなと感服しました。どんなに正当に褒めても、しかめっ面
するのであれば、それは本人の問題だからしゃーないなと思います。
最初は発達障害の自分が嫌で嫌でたまらなかったんですが、自分の
特性を知るうちに、いつの間にか自分の可能性を知りたいと思う
ようになり、今では積極的に座談会や講演会などに出席しています。
自分の場合、とりわけ発達障害の特性や就労にまつわる話に興味が
あって、そういった関連のイベントに出るようにしています。
本当はアスペルガー症候群と統合失調症の誤診などを扱ったものにも
出たいのですが、体力の都合上もあって遠慮させていただきました。
今後は時間や体力のある限り、少しでも発達障害の現状を知り、
社会に巣立っていければと思います。