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Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

発達障碍者と棄民

昨日、Wikipediaを調べていたら、発達障害は1980年ごろに日本でも
知られるようになったと書いてありましたが、自分にはそういう実感は
ありませんでした。



自分が小学校に入ったのは1979年で、その前年には父は市の教育委員会に、
「どうか特殊教育学校には入れないでくれ!普通教育の小学校に入れて
ほしい!」と懇願してようやく地元の小学校に通うことが出来たわけで。



やがて自閉症などが認知され、山田洋次の学校2では吉岡秀隆
自閉症児を演じたことでも話題になったのかもしれません。



1980〜90年代で発達障害の早期発見にこぎつけても、養護学校に入るか、
障害年金をもらって施設に通うだけの生活が多かったのでしょう。
自分の周囲にも、普通教育には進んだがなじめずに頓挫して、施設に
通う日々を過ごしている発達障害当事者はいます。



就職にしても転退職を繰り返して、ハローワークでもろくな支援を
受けられず、年齢が高くなってきた頃で、「あなた、発達障害ですよ」
と言われるのは、実に憤懣やるかたない気持ちです。事実、自分がそうでした。



福祉制度の面でも、知的障害を伴う広汎性発達障害などじゃないと
障害年金がもらえないとか、自治体によって軽自動車税の減免措置が
なされないなどの問題があるわけです。



さらにひどくなれば、発達障害という理由だけで、障碍者手帳の申請を
拒否するケースもあるわけです。いずれのケースも自分は経験しました。



2006年に発達障碍者支援法が施行されたにもかかわらず、発達障碍者
雇用義務を明記した条項があるという話は聞いたことがありません。



以上のような状況を炙り出しても、何も変わりはしないわけです。待って
いるのは、発達障碍者が下手すれば棄民になるという構造だけです。



今一度、政治家の皆さんにはパンツのゴムをしめなおして、取り組んで
頂きたいものですな!