Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

デカい奴らの丼勘定・そろばんずくと、ちっぽけな僕らの想い

先日、施設長から「フルタイムを受けてダメなら、パートしかないんじゃないの?」と言われ、正直カチンときました。自分の住んでいるところ以外で遠くじゃなければいいとは伝えてあるのに、今更「札幌ならたくさん求人があるんだけどねぇ…」という始末。

この人は何もわかっちゃいないんだなということをつくづく思い知らされました。俺が障害年金をもらえない身分だってのは話しているのに、本当に残念な気持ちになりました。「最初から年金を少しでももらえるのなら、パートに鞍替えしますよ」と反論させてもらいました。

確かに、会社を受け続けて落ちることに慣れて、負け癖がついてしまうのもよくないと言うのもわかります。パートでも正規採用につながる見込みがないから、俺は嫌なんです。

就労移行支援事業所の本来の趣旨は、施設内の訓練以外にも企業への実習等を経て、就職へつなげていくはずなのに、下手な鉄砲何とやらというようなマッチングをされているとなると、就職なんぞ画餅に終わってしまいますよ。

先日も述べましたが、国が就労移行支援事業所の通所期限を設けてしまっていることで、施設が汲々としているのには同情します。だからと言って、国や法人のエゴに利用者を巻き込むなと言いたいのです。

結局、国や施設側の丼勘定で翻弄されるのは利用者なんですよ。基本的に利用者の状態などに合わせて、通所期限を設けずに施設を選べればいいんですよ。

心身ともに本気で就労を目指せる状態であれば、就労支援事業所としてやればいい。ライフスキルを身に着けるための訓練を重点的にしつつも、就職を目指すのであれば、さまざまな施設を紹介していけばいいのではないでしょうか?

障害者自立支援法が「自滅支援法」と呼ばれる所以を身をもって今回知った気がします。