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Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

ある利用者の言葉

俺は最近まで「自分らしさって何だろう?」とずっと考えていました。今もその答えは出ていません。自分も思いつめて、話しやすい女性の利用者さんに「ねぇ、自分らしさって何だろう?」と思わず聞いてしまいました。

彼女の答えは「わからないからこそ、逆に集団の中で人とのコミュニケーションを楽しむことが大切なんじゃない?」というものでした。さらに、俺自身のフラッシュバックで、自分が持つ相手からの話しかけやすさを殺してしまうのはもったいないという指摘も受けました。こればかりは当たっているだけに、反論しようのない事実でした。

自分では気づいていない部分もあって、俺は言葉に詰まって黙ってしまうと体を強張らせてしまう上に、勇気を出して何とか話そうとしても、声が緊張しているせいか怒ってるように聞こえてしまうというのです。他人に怒っているというよりは、自分のコミュニケーションのぎこちなさに腹が立って仕方がないと言うのが本音です。俺は相手の懐にひょいと入り込むのが下手な上に、正面切ってのコミュニケーションになりがちです。

今、自分はどうも周囲から嫌われていると考えてしまう傾向があって、本当に調子が落ち込んでいます。今回話してくれた人も、本当に調子が悪いと、俺同様に被害妄想に陥ることがあるそうです。確かに今の俺も被害妄想を抱いていると言えば、否定する余地はありません。前の施設長からのトラウマも手伝って、妄想が膨らんでいるのかもしれません。

今日わかった事実は、俺はすべての利用者から嫌われてはいないということです。本当に俺を嫌っているのであれば、相手の身の上話を交えた上で話さないし、むしろ当たらず障らずで対応すると思います。今日のお相手には、純粋に感謝したいと、久々に思ったものでした。本当にありがとう。

就労移行、最後の1年

福祉課から俺の1年延長が決まったと、施設長から連絡を受けました。うれしい反面、計画を緻密に立ててもらった上で、しっかりと支援してもらう必要があるし、こちらもその期待に添えるように頑張っていかねばなりません。

前にも話しましたが、就労移行支援事業は全国一律3年間しか利用できないという決まりがあります。熾烈な障害者雇用の現実を無視しながら、法を作り施行する国のやり方には疑問や怒りを覚えずにはいられません。

3年で就職させるのなら、国も社会福祉法人NPO法人に丸投げせず、官公庁や企業と協力して、実習先や就職先の開拓を後押しするなどすればいい。そう言った福祉就労支援の基盤政策がないまま、事業所や当事者に自己責任論を求めるのは、何でも「犬に噛まれたと思って忘れなさい」という認識を押し付けてきた古色蒼然とした暴論に等しいですよ。

ハロワにどや顔で視察に来るくらいなら、丸一日利用者と一緒に体験入所してみればいいんですよ。そうしたら、多くの利用者がどんなに前向きにやってるかが理解できると思います。また、障害から来る困りごとで迷惑な気分になる奴の気持ちも味わえばいいんですよ。障害を持った粘着厨からアヤつけられたり、絡まれたりするのがどんなに嫌か*1一度味わってもらいたいですね。

自分の通っている施設は、出前講座の人たちはもちろん、周辺の方にはなかなか理解してもらえていない状況です。たまに、健常者の方が「ここは就職のための訓練ができるんですか?」と本気で訪ねてくることもある位ですし、それだけ認識度も低いのです。企業の請負作業があれば、認知度も違ってくるのかもしれませんが、現状として某団体のウェブサイト頼みになってしまうわけです。

それでも、国が「自己責任論」という錦の御旗を振りかざすというのなら、実に嵩にかかった態度としか思えません。無理が通れば道理が引っ込むという言葉もあるように、力があればクロもシロにできるわけですよ。しかし、そんな愚行はいつまでも続くわけではありません。人の絆や自由への思いの力は、その悪しき力を覆してきたことは多々ありました。歴史が証明しています。

障害者福祉や障害者雇用を「開かずのパンドラの箱」にしては絶対になりません。今、箱の封印が解かれて災いが出続けているのかもしれませんが、俺はまだ耐える時期なのかと思います。底に希望が見える時まで、俺は動き続けるつもりです。「希望」というものは使いようによっては劇薬なのかもしれませんが、「絶望」というものは正真正銘、人の命を奪いかねない劇薬です。

俺は「発達障碍者だ」と考えると落ち込むこともたくさんあります。見方を変えれば、能力の凹凸が激しいだけで、あとはやりようじゃないかと考えたりもします。ただ、どう働き方を見出そうかで悩んでいます。俺の考え方と行動次第ってのはわかってるんだけどなぁ…orz

*1:同じ障碍者でも実に不愉快だよ!