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Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

就労移行支援事業所の存在とは

FVPのおおつか社長のブログで、社長があるワーカーさんから講演会で質問を受けた時のエピソードを語っていましたが、これが実に胸のすくような指摘でした。

就労移行支援事業所勤務のワーカーさんが担当した精神障碍当事者の方は、今までクローズで就職して失敗し、これからは障害をオープンにした上で就職したいと期待して頑張った末に、就職することができました。しかし、入社からずっと呑み込みの悪さを指導役の人から悪しざまに言われた挙句、1週間してから自己嫌悪に陥ってしまったようです。

このような有様に対して、おおつか社長は以下のように釘をさしています。

その人がどういう特性があり
どういうことが得意で
どういう配慮が必要かの情報提供してもらえない企業だって被害者だ。

せっかく採用したのに、その方が離職に至ると、やっぱり障害者雇用は難しい…となってしまう。
そのあとの障害者雇用がつまづいてしまうじゃないですか。

なんでしっかり支援しなかったんだろう。その就労移行支援。

残念ながら、満足なアセスメントもできず、就労支援のプログラムらしいプログラムもなく、ジョブコーチ的なこともできず、企業への支援もできずにいる就労移行支援事業所があるのも事実だ。

今通所中の施設は残念ながら、正しくおおつか社長が指摘する嫌な事業所だと思います。法人側の見通しの甘さもあったろうし、当時の施設長の経営感覚やコンサルティング能力のなさは火を見るより明らかでした。

  • ケアプランが姑息的すぎて、目標が短期なのか長期なのかわからず見通しがつかない
  • 就労支援のプログラムにおいて選択肢がなさ過ぎて、硬直化している
  • 企業実習のチャネルに乏しく、プログラムと無関係な企業に就職せざるを得なくなる
  • 職員ばかり仕事を抱えすぎていて、利用者にもできることを振らずに失敗から学ぶ権利を奪う
  • 都合が悪くなったら、自己責任論を振りかざして論破しようとする

などなど。

こんな専門職が率いる施設をおおつか社長が見たら、憤慨すること間違いなしだと思いますよ。

さらに、社長は障害者を就職させられない罪にも触れながら、やたらめったら就職させてしまう罪の大きさを指摘した上で、事業所にエールを送っています。

就職させられない罪だけでなく、なんでもかんでも就職させてしまうのも罪は大きい。
企業は本気で障害者を雇用したいと思っているのだから、
就労支援の人たち、ここはしっかりしてほしい。

企業の方々にとっては、どの就労支援事業所が有能で、どの就労支援事業所がそうでないか
なんて見極められない。

なので、わが社は、単純な民間企業ですので、何のしがらみもなく、率直に企業の方に言わせてもらいます。

ここの就労移行支援はあまりお勧めできないかも
とか
ここなら安心
とか
こことはこうやって付き合うべき
とかを。

就労移行支援のみなさん。もっと頑張ってほしい。

北海道におおつか社長のような方がいらっしゃれば、雇用以前に福祉でミスマッチを起こすこともなかったろうにと悔やんだ限り。

今回、おおつか社長が触れているのは、雇用のミスマッチのみならず、福祉でミスマッチを起こしてしまう原因となる就労移行支援事業所が多いという事実です。

「企業の本気」ということばを使えるのは、採用の現実に直面し乗り越えてきたおおつか社長ならではだと思います。こういう方が「やっぱり身体が…」という雰囲気を覆す糸口をつかむ手伝いをしてくれると思うと、俺なら何とかがんばろうという気になりますね。

一番大切なのは、当事者もやる気を出すことだし、企業もそこに光を当てていくことではないでしょうか?「身体や知的の方が使いやすい」と言って思考停止した時点で、障害固定が始まってしまいます。発達障碍者は珍獣じゃありません!人間です。

「障害者は社会で脇にやっとけばいい」という固定観念があるから、障害者も企業もなかなか意識改革が出来ないのかもしれません。

興味のある方は、下のリンクからドゾー。

就労移行支援事業所にもっとしっかりしてもらいたい | おおつかゆきこの障がい者の働く場日記