SOSが出せずにいた自分
俺は他力本願と思えるくらい社会資源を使ってはグチ言ってましたが、その支援者には「あんた、もっとSOS出してくれてもいいのに」と言われてしまいました。
ひどい話、場面緘黙に近いくらい言葉に出せぬまま苦しんでいたのかもしれません。場面緘黙で悩む当事者は俺の想像を超えるほどの苦しみに直面しているとはいえ、自分の思いをいざ職場でフラットな気持ちで言えないのは辛いものです。感情的になってしまいやすいから、最低限のことしか言えなかった。
その自分への怒りは、コミュニケーション強者などへのルサンチマンに膨れ上がったし、それが抑えきれずに物へ八つ当たったのが上司にバレ、今回上司らとの面談を経てクビ寸前の立場にまでなったわけです。次回、同じことをすれば俺は確実にサヨナラです。こうでもしなければ、周りがやりきれなくなるのもうなずけるゆえに俺はこの厳重注意を涙を呑んで受けました。
俺が定着支援に完全に頼れなかった理由は、施設内のゴタゴタで利用者が疲弊しているところにやれ定着支援と気にさせたくなかったからです。前にもあったんですよね。人事のドタバタ劇で職員はおろか、施設への信頼が乱高下しちゃったことが。担当者の一人が年末に退職することでひと悶着ありそうですが、前回のようなことは他の職員にはやってほしくないですね。
体調管理とは
俺は今まで、最低限睡眠と食事がとれてさえおればいいと思ってました。しかし、今回は人間関係での熾烈なストレスにさらされて豚箱行き覚悟でデモやっちゃろうと企図してしまいました。体調管理というのは、字面のみならず、ストレス対策なども含むのではないかと今回の指導から考えるようになりました。
特にストレス対策は大切ですね。いかに、仕事や利害関係者からのストレスを低減するかにかかっています。まったくなくすことはできなくても、ダメージを最小限にすることはできると思います。そこで試してみたのが以下の方法です。
- 露骨にこちらを嫌ってきても「相手自身の問題」であると考える
人の好き嫌いは尊重してあげましょうと施設職員から教わりました。その応用として、たとえこちらを嫌ったりこちらにだけ違う態度を取ったとしても「相手自身が決めること」と考えるやり方です。
心がチクチクモヤモヤするけれど、こればかりはどうしようもありません。その不快感と向き合い、切りのいいところで人に聞いてもらうなどして軽減するしかないのかなと思います。
- こちらを嫌ってる相手にまで時間を割くな
時間も体力も限りがあります。死ぬまでの貴重な資源を使う相手がヤバい奴であればあるほど、自分だけが貧乏くじを引く羽目になります。
ごちそうさんのめ以こさんのように、みんな仲良くしようとやってしまうとどこかで爆発しちゃいますよ。怒りと言うものは、多くの場合相手への期待値と比べて、相手がケチってよこしたということが原因なんですね。和枝姐さんは彼女に自分の弱さを投影して怒りの解消をしているだけではなく、西門和枝の弱さが彼女に対して影法師として見えてくるがあまりブチ切れてるのもあるでしょうね。
発想の逆転として「わかってくれる相手にだけ時間を割く」ということもありだと考えています。
- 転ばぬ杖の先
爆発して取り返しがつかなくなる前に何ができるか。
まず俺は、コミュ強者などとは遠巻きに接することから始めました。プライベートならガチ拒否してこっち来るなオーラ全開にします。…が、職場でそれをしては藪蛇なので、強力なストレッサーといる時間を少なくすることからはじめました。
ドラクエで言う聖水を体に振り掛けたりトヘロス唱えるって奴ですね。エンカウントしてしまったら、チャイルズクエストのノリで行くとたいていは摩擦が少ない。それでもバツが悪い時には、仮病使ってでもトイレに逃げるしかないわけでね。
空気が読めなくても、何となく「ピリピリ」したものを感じたのなら、あいさつ程度に済ませるなどして様子をみることです。
以上の3点に注意するだけでもストレス対策にはなったんじゃないかなと感じます。