もういい加減にしてくれ。
森ゆうこなどの時間延ばし作戦、野党の牛歩戦術、自民党議員の
チンピラじみた暴行…などなど、CMでプロパガンダしてる場合ぢゃ
ないんでないかい、総理大臣?ま、ジジイ議員のスケープゴートに
された点では心から同情しますがね。
学校の「社会」の授業じゃ教えてくれないのはここなんだよ。
それで点さえ取ればいいという「点数至上主義」を訴え、いきなり
「ゆとり教育」を打ち出した文部省はまとめて責任を取るべきである。
現在の子供の多くは「野放図」と「個性」を履き違えているような気がする。
そんな子供の親は「うちの子供は個性を尊重して育ててますから」と
いったりする。そこでジャマしているのは日本人のメンタリティである
「画一性と個性打ち出しの衝突」である。
いい例がカリスマが登場するとみんな彼(彼女)に心酔して真似する
ようになるわけである。単なるカリスマへの「同一視」にしかすぎない。
自分が30年生きて考えた結論としては、いかに「健全な自己愛」を
育てていなかったかということである。親の多くは世間体を気にしつつ
「条件付きの愛」を子供に与える。これで思考停止してしまう子供や
反抗する子供が出てこないはずがない。
嗜癖というのも、自己愛を満たしたいがために起こるものではないかと
思ったのは言うまでもない。揺ぎ無い自我同一性や健全な自己愛のある人は
丁度いいところで歯止めがかかりやすい。しかし、自分に自信が持てず、
自分自身にしがみついている人は、何か不安になり、いろいろなものに
しがみつきやすいのである。麻薬、ギャンブル、セックス、ゲーム…等々。
自分も一度似たような経験をしたので何となくは想像できる。
あえて言えば、心の部品が抜け落ちているような気分なのである。
悲しいよね、こういう状態って。
世間体を気にしすぎる親や大人が子供の心を「侵食」していることに
気づかないのは非常に愚かしいことだ。知識人たちに言う。
末端の使い捨てオムツ労働者にこんなことを言われて悔しくないのか?
悔しかったら、胸のすくような意見を政治家にぶつけてみてほしい。
それが出来た暁には、自分は心から拍手を送りたい。