日本の教育も所詮ミシュランと一緒だ!
このたび、東京のレストランが新たに三つ星入りして、外国の話題をさらった。
パリで90台のところを、東京は150台と大健闘した。
フランスではこの評価法を画一的で古いという声もあるようで、さらなる波紋を
呼びそうだ。
考えてみれば、日本の教育だってそうだ。三つ星は東大を初めとした東京六大学や
京大で、二つ星は中大やお茶の水女子大、一つ星は日東駒専や関々同立みたいな
もんだろう。強引に当てはめてみただけなので必ずしも正しいとはいえないが…。
初めに謝罪しておく。そうやって、人間を値踏みし、さらには中にある本質まで枠に
当てはめようとする。心理学では「シェマ(スキーマ)」という。
「あの人は東大卒の国家公務員だから優秀だ」というのは必ずしも当てはまらない
ということは、もうわかっているだろう。
テレビや新聞で、彼らの一部による信用失墜行為が取りざたされたことで、もう
今までのやり方じゃ通用しないって分かっただろうよ。
昔は、高校でも大学でも猛勉強し、さらに遊んでということができた。
しかし、現在のように「小手先のテスト攻略法」だけを学び、学問の深奥を学ぼう
としない現実はむべなるものかと俺は思う。
「どこの大学を出た」だけじゃ社会人は理解してくれない。
現在なら、「自分は何が出来るか、何をしたいのか」ということを伝えなければ、
理解してもらえないのではないか。
勉強とは、所詮頭に詰め込むだけの単純作業かもしれない。
それを具現化していくことこそ意義のあることではないか。
星が重いなら返上してしまえばいいだけのこと。世間は色眼鏡でしか見ないの
だから、受け止めた上で自分の居場所を探せばいい。
空に雨なんて降るななんて言えない。だから、どうしようもないことはかわす
などするしかないと思う。できることはもちろん努力すればいい。
三流大学卒のぼっけもんがベラベラとしゃべりやがってという方もいらっしゃる
ことでしょうが、ここは皆様の大きな度量に免じてお許し下さい。
口幅ったいかもしれないのは重々承知してます。