和田喜代美がみんなから愛されるわけ(ちりとてちん)
どうも、皆さん。ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。
徒然亭道草でございます。(勝手に名乗ってすんません)
誠に勝手ながら若狭姉さんの生き様を語らせてもらいます。
あくまでもドラマの中での人物像だが、和田喜代美(B子)は引っ
越してきてからずっと影で惨めな思いをしていた。
時には自分の成功した姿を妄想しながらも、ずっと生きてきたのである。
ふらふらと人生を彷徨ってきた喜代美を、人生の真ん中に歩ませた
のは、草若の落語テープや正太郎の「ぎょうさん笑え」という一言
だったに違いない。
今は好景気が戻ったといえど、格差社会であえいでいる人が多いという
観は否めない。
そんな閉塞した世の中だからこそ、笑いに飢えているのもあるし、苦境に
負けず人生の真ん中を歩いている喜代美に共感を覚える人がいるのかも
しれない。
和田清海(A子)は、スポーツ万能でかつ頭脳明晰、その上学園の
アイドルとしての美貌もあった。
B子が彼女と比べられ、おまけに勝山で拾った化石の手柄をモノにされて
しまっては泣けるだろうね。
さらに、エビチリ作るのに背わたをとったのに、A子が炒めるってのは
ちょっとおいしいとこを取りすぎではないのかね。
しかし、A子にも試練は訪れる。
大学を休学して、東京に出たは良いが報道の仕事もなく、辛酸を舐める
結果となっては、世をすねて当たり前だろう。
なぜなら、今までうまくいきすぎていて挫折に対する耐性が
B子ほどなかったのである。正確には、挫折に耐える練習不足と言っても
いいだろう。
彼女らに共通して言えるのは、「人生至るところ青山あり」ということ
である。矢島金太郎いわく、「人生、イレギュラーバウンドもあんだよ!」
ある程度の人生設計をしておく必要はあるが、必ずしもその通りには
行きにくいと思っておいたほうがいいだろう。
もちろん、目標の実現には努力を惜しまないことは前提だが。
早速、徒然亭の手拭2種類頼みましたぁ。今度は扇子があればいいですね。
DVDボックスも出るので楽しみにしてます。では。