Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

べてるの当事者研究もからめた認知行動療法に学ぶ

認知行動療法という治療法が精神科の中であるらしい。
その中でもSSTという人間関係の練習法が注目を集めている。



今日、べてるの当事者研究とSSTの収録されたDVDを支援センターの
職員さんと観ていたが、肝心の向谷地氏の説明で音響編集がうまくいって
なかったせいか、TVのボリュームを上げても聞きにくかった。



彼らの取り組みで実感したのは、ソーシャルワーカーが場を仕切るのでは
なく、会の参加者が発言しあい、そこで「気づき」を得ていくことが
できているということだった。



「三度のめしよりミーティング」がべてるのキャッチフレーズになって
いるそうだが、彼らがSSTをやるとなかなかおもしろいなと思う。



まずは、患者の生活において当事者研究をすることが必要なのだが、
これがないとSSTに必要な議題が見つからなくなるなどの問題が起こる。



たとえ、場所は違ってもSSTや当事者研究で学習したことは、生かせる
機会はあるのではないか。



企業の対人スキル講座でもSSTは用いられているらしいので…。
人間関係講座を受けなければやっていけない世の中というのも、非常に
辛いものかとも感じる。