Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

曹操の窮地でのエピソード

赤壁の戦いで大敗を喫して、曹操らは華容道に逃げ延びるのだが、彼は
ぽつりと「孔明も意外に凡人だったか。わしならここに伏兵をおくがな」と
言った途端に、蜀の猛者、関羽が立ちはだかった。



昔、劉備袁紹の元にいた時に、関羽に居候させた恩を切り出し、刃を
収めさせようとした。
(もちろん、呂布から奪った赤兎馬を与えたのは曹操なんだけど)



これも曹操の作戦だった。こういう悪知恵は、叔父をハメたり、花嫁泥棒を
したことでも知られていた。もともと頭の回転が速い人物とされている。



関羽曹操への恩を裏切れないこともあり、見逃してしまったという。



曹操のエピソードから分かることは、状況を打破するために知恵をめぐらすと
いうことが大切と言うことである。



正史三国志では魏が正当であると書かれているらしいので、三国志演義よりの
作品を読んだ方には曹操は悪役に映るかもしれない。



彼の評価では、「乱世の奸雄、能世の治臣」と言われているくらいだ。
蒼天航路という漫画も正史三国志にならってか、曹操が主人公となっている。



三国時代と言えば、現代の政治よりもひどい状況かもしれない。
そんな最中で、孔明などが政治でも活躍したのは、すごいことである。