不調の原因
今日は日曜日だったので、惰眠をむさぼろうかと思いましたが、7時に目が覚めて、ぼーっとしている内に8時くらいに起きて朝食を取りました。
いきなり親父からお使いを頼まれましたが、近くの電気屋に車で行くのも一苦労でした。めまいが昨日から取れずに苦しみました。はがき用印刷用紙を買って戻ると、昼はツナ缶で飯という質素なものでした。その代わり夜は出前の寿司を取ることになったので、歓び勇んで食べましたがなかなか入らなくなりました。
恐らく、不調の原因は連日の施設通いと就職活動の疲労が祟ったのではないかと思います。
いくら障害が原因でも
自分と同じ発達障害と言うカテゴリーに入る当事者でも、人の数だけ違いがあります。
早期発見・療育のセーフティネットにありつけ、福祉を受けて生活できている人。幼少期に疑問視されながらも成人するまで看過され、転退職を繰り返してようやく福祉にありつけた人…などなど。
中でも厄介なのは、自分の障害が原因で周囲と建設的な人間関係が築けていないのに気づくことができない人です。例えば、以下のような特徴の人です。
- 他の人の話に勝手に相槌を打つ。
- ドッジボール・コミュニケーション*1がひどい。
- 相手の話を聴けない。もしくは聞こうともしない。話題の共有も出来ない有様。
- カラオケ等で順番を守れない。まるでジャイアンリタイサル(笑)状態
- 自分ルールは守るが、組織でのルールは守れない。
…など。
いくら障害が原因でも、「障害者雇用で働くんだから、会社はわかってくれるだろう」とタカをくくって、さもありなんという態度では、ひんしゅくを買ってしまうと思います。
せめて、自分の障害から生じる問題を「こうすればカバーできますので、ご安心ください!」と、対案として先方にアピールしていきたいものです。
概して、発達障碍者の場合、抽象的な表現や態度については、理解できずに表面上の様子だけで判断してしまいやすいのです。皮肉を言ったつもりでも通用しないのはそこに原因があります。
こちらの意見を言って悪者扱いされるくらいなら、ストレスをため込む前に言った方がいいと思います。発達障碍者は相手がなぜ怒っているかがわからない場合が多いです。自分も含めてそうですが、さすがに先般述べた厄介な発達障碍者は正直関わりたくありません。
先日述べましたが、自分の考えがいつも正しいと言い張る人間は、『私は成長するのをやめました』と言っているようなものです。人に迎合しろとはいいませんが、自分の軸を持ちつつ、人の意見の聞き分けをするのが肝要ではないでしょうか。
発達障碍者は奇人変人に見られがちですが、いいところもあります。一度勤怠やスキルが確立されれば模範社員として活躍してくれますし、能力の高いところではずば抜けているというところもあるわけです。
せっかくのいいところを生かすも殺すも、最後は自分次第なのかなと思います。これは自分自身に当てたメッセージでもあります。
イエスバット法
俺も自分の考えに固執してしまうところもありますが、少しでもそれを減らすためにイエスバット法を努めて使うようにしています。つまり、相手の意見を受け入れつつ、自分の意見を述べる方法です。
「なるほど、言われてみればそうだよなー。でもさ、こんなこともできない?」と言うように使います。
自分の周囲にも、相手の話をすぐ否定する人がいます。こういう人は口には出されませんが、陰では印象が非常に悪い人間の一人として数えられます。悲しいかな、自分で損しているのに気づけないので、実にもったいないと言えるでしょう。
相手を受け入れるのがキツい場合は、イエスバット法だけでもやってみましょう。口先だけでも言っていると、いつの間にか自然に出来るようになります。
*1:一方的な話しかけや相手が望まない話題提供等。言ってみれば、一言居士やいっちょかみのレベル