発達障害バブルがはじけると
タイトルにもあるように、今は発達障害バブル社会じゃないかと思います。これも一部の人々による啓蒙への努力が実を結びつつあることの裏返しかもしれません。
マスコミには、悪く言えば「メディア映え」する奴が好まれるんだろうね。事実、結果として、美男美女やら俳優、女優などの芸能人、そしてギフテッドなどのようにずば抜けた才能の持ち主にフォーカスしちゃう。ベーコン研究所さんのツイートもそれを示唆した上で、発達障害当事者のお母さんらを気遣っています。
発達障害をメディアが扱う時、俳優さん、美しい青年など、容姿・育ちが図抜けて恵まれてる人達がフォーカスされてると感じる。軽度発達障害児の大半の未来である「孤独な鈍くさいオッサン」のイメージの上で、幸福や自己実現のロールモデルが生まれない事には、お母さん達の不安は消え去らないだろう
— ベーコン研究所 (@allergen126) 2017年6月7日
孤独で魯鈍な中年男女らをメディアが取り上げたところで、感動ポルノにされかねないし、あるいは心無い芸能人らによる笑いのネタにもされかねない。俺はそこが一番怖いと思っています。どうか彼らの自尊心だけは守ってやってほしいと切に願っている。
福祉の恩恵が当たらず「定型発達者」にイビリ倒されている彼らの苦悩のみならず、社会が抱える矛盾点を炙り出してほしい。これを見て何の良心も疼かないというのなら、感覚がマヒしてるとしか言いようがない。ヒマの反対はマヒとシーマンはよくいったもんだ。
結局、実態を糊塗して針小棒大に報道したところで、アブクだから弾けてサヨナラってのが怖い。日本人はのど元過ぎれば何とやらだからね。発達障害の認知度がせっかく上がってきたのに、残念でならないよね。
障害年金申請へ
5年くらい前に障害年金申請を社会保険事務所で水際阻止されてからは、過去の主治医たちは姑息的な投薬指導と支持的精神療法を選択せざるを得ませんでした。
ワープア、四十路の発達障碍者、先の見えない非正規雇用と生きにくさが3拍子揃っていても、国の制度は「見える障碍者」を前提としているから、当然俺のような障碍者は想定外なわけですよ。
今の主治医からは「今のとこよりいい待遇の職場はないの?」と言われ、俺は内心カチンときました。それでも「40歳の発達障碍者が今から転職ってのは難しいでしょ」とため息交じりに言いましたけど。
法的手続きで気づいたこと
今回書類を作成していて気付いたのは、逆転裁判のノリに近いところです。
書類を揃えるのに、いちいちウラ取りしなければならず、役所の主張に何がしかの
申し開きをせねばならないってのがそう感じさせます。
新しい病院のCWさんは「手続きは淡々と規則に則って行いましょう」と
言ってましたが、まさにその通りだなと思い知らされました。
過去に断念した時の書類をとっておいたので、作成は割とうまくいっている
のもあります。惜しむらくは初診病院の診察券を無くしたことですが。
これから年金申請する皆さん!
病院の診察券や領収書はなるべく取っておきましょう!
GWなんて
障碍者雇用でGWもまとまった休みが取れるのは、特例子会社を別に運営できる体力のある企業にいる社員ではないかと思います。たいていそこにはこんな人材がいるんだろうなと想像しちゃいます。(あくまでも想像です)
自分を取り巻く邪な想像と悲しい現実に直面すると、俺は情けなくてどこまで甘えればいいんだろうと悩んでしまいます。ハイスペ人材になれないから、障碍者雇用と言う枠の中で働くことを選んだのに、結局は見た目だけで判断されてるようなところもあるわけで。
理想郷から伏魔殿へ
俺はかつてこんな理想郷を思い描いていた。
障害を抱えても就職できて、辛くなったらいつでも施設に戻ってこれる上に
就労で得た知識や技術をみんなで共有できる世の中を…。
現実は厳しかった。
障碍者枠で就職しても辛いことの方が多く、手取りもA型事業所と大差なかったりする。
一度施設を出てしまえば、嫉妬などから余所者扱いされてしまう。
ハロワなどのような伏魔殿に見えてきて嫌になるんだよな。
こちらが相手のことを可能な限り考えても、向こうは好きなように考えモノを言う。
それはこちらにも言えること。相手のことを考えて行動しているつもりが
「オモイ」「ウザイ」に変わってしまっている。
無二の知己だったとしても、価値観が違ってしまえばどうしようもない。
相手はおろか、すべての人間を嫌わないためにも、こちらが身を引かねば
ならないとつくづく思い知らされた。
入り混じる感情
先日、大人の発達障害外来のあるクリニックに転院しました。アクセス面の改善に加え、大人の発達障害専門医という切り口で診察してほしいというわずかな期待を握りしめようやくたどり着けました。
新しい主治医はひとしきりこちらの話を聞いて「給料のいいところへ転職できないの?」「生活保護や障害年金は取ろうとしないの?」と尋ねてきました。正直、カチンときたけど、これも形式的な質問だと考えて我慢することにしました。
生活保護や障害年金にありつけてる当事者へのスティグマもあったのは事実。俺は社保事務所の社労士からこれでは難しいと水際作戦で阻止された挙句、過去の主治医にも渋い表情をされたのでね。これでニコニコしてられるわけねーだろって思うんですよ。その一方で、障害年金申請にトライしてみないかと言われ、嬉しくもあった。
嬉しさとスティグマが心の中で嵐となって自分を苦しめていました。直近のテストに加え、夏の国試が控えている中、俺の心身は悲鳴をあげていました。
障害年金への淡く儚い期待を心のよりどころにしつつ、俺は何とか平静を保っているところです。
世界が青に染まっても
今日は世界自閉症デーですね。自閉症など発達障害啓発のために青色のものを身につける人ががんばっていたり、街のランドマークが青色でライトアップされたりと毎年行われているようです。
俺の率直な思いはこうです。
世界が青に変わっても俺の人生には1ミリも影響はない。俺の生きやすさが少しでも減るというのであれば、俺も夜を青のライトで染めてやる。
— Issueおじちゃん@陽の当たる方へ (@uncleIssue) 2017年4月1日
やり続けることに意義があるのかもしれませんが、単なるお祭りで終わるには実に空しい。
現実としては、啓発はうまくいっていません。就労においては、未だに見えにくい障碍者は割を食っている。
障害が見えにくいという理由でハイスペックを求められた挙句低賃金でこき使われることは未だにあります。
俺としては抜本的な改革をとことんまでやってほしいと思っています。
など
障碍者雇用の始まりを考えると傷病兵の雇用確保がきっかけらしいですが、それから制度が何の改正も
なされていないのであれば、許されざることです。既得権益に乗っかってファビョんなゴルァって
言われても文句言えないでしょう。
俺はこんなことを本当は言いたくないんだよ。みんな違っていても世界が平和であればいいけど、
そうは言ってられないのが世の中なんだろうなとも思ってしまう。
青の光で狂喜乱舞する前に、どうすれば生きにくさが減るのかを考える方が建設的ではないかと
俺は思いますね。
飛び石の休日にて候
水・金・日の飛び石休で調子が狂い、心身の疲れがたまっていました。
悲喜こもごもの三日間でしたが、経験値などを得ることが出来ました。
すすきので行きそびれていた「夜のしげぱん」。しげるオーナーが
一生懸命パンを焼いていました。開店直後に行ったためか人気商品の
かまやつ*1は焼いてる最中でした。個人的には、アンを巻いたロール
が好きになりました。ごま塩の風味がぴったり合っています。
どうしてもこの商品が欲しくてヨドバシとビックなどを駆けずり回りましたが
品切れとのこと。帰り際にヨドバシ.comへ確認してみると在庫わずかだったので
すぐさま予約してコンビニ決済してきました。
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耳栓の感想は、五分五分というところ。環境騒音を打ち消してくれる効果がある
点では、聴覚過敏の人の負担は少々減らせるのではないでしょうか。
今後はレベルを決めて消音できるグッズがあればいいなぁと思います。
割と静かな環境では、効果を発揮しやすくなります。
都会の雑踏などだと、靴の音などは消せても人の話し声は
なかなか消せないですね。
聴覚過敏の人に特化したグッズの開発を切に願います。
前からどうしてもほしくてこのソフトを買ってみました。
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一番の懸念材料は、グラフィックボードのスペックでしたが
幸い、囲碁将棋ソフトの次に動作が軽いそうなので安心しました。
3DS版と違うのは、JAL以外にも約10社が実名で出ていて
リアリティが高くなっています。
一つ気になったのが、時々動作が遅くなることですが、
動くのであれば目をつぶるしかありません。
全体的に見ていい出来だと思います。
七尾こずえは発達障害か?
高橋留美子のめぞん一刻という漫画でこずえちゃんという女の子が出てきます。
五代君に声をかけてきますが、本人はキツネにつままれたような表情。
メガネをかけると彼も思わず納得。
それが彼らの再会でした。
某掲示板である人とやりとりしていて、彼女も発達障害だなと
いう思いがわいてきました。
俺が今思う彼女の特徴を列記してみますね。
- 人の話を最後まで聞かず早とちり(響子さんの上を行ってるような…)
- 人のことばを額面通りに受け止めてしまう
(三鷹さんが「いつでもいらっしゃい」と言ったら何度もおしかけるなど)
- 空気を読まない(喫茶店でたくさん注文して三鷹さんに支払わせる)
- よく言えば天真爛漫、悪く言えば世間知らず
など
本人はさもありなんとやっているのであって、けっしてわざとではない
ということです。本気で振る舞っていて、自分が気づいていないのなら
発達障害を想定してもいいかもしれません。
現実にそのような人はいるのか気になりますが…。