久しぶりの札幌
先日は就職行事参加のため、札幌まで出てきました。
久々に歩いたり、人に気を遣ったりもしたので、かなり
疲れました。
発達障碍者として初めての就職行事参加
今回知的障碍者の参加者は見当りませんでしたが、発達障碍者の
トラブルメイカーが参加してきたので内心嫌でした。
聾唖の方は履歴書の書き方を工夫したり、手話通訳を介するなど
して一生懸命がんばっていました。
人事の方の中には障碍者雇用そのものが脇の仕事という考え方を
している人がいたりして、悲しくなったこともありました。
大手銀行の人事の方は、こちらに対してもっと聞かせてくれという
態度を全面的に出していただいたので、それだけでも嬉しかったです。
アラフォーオヤジで事務職未経験となれば、雇いにくいのが現状です。
そこのところを、人を雇った経験のあるサードニックスさんに伺って
みたいものです。
ハロワの問題職員がやり玉に挙げるまでもなく、俺のイベント参加は
敗色濃厚だったんです。負け戦とわかっていても、発達障碍者だって
陽のあたりにくい中頑張っているんだということを伝えたかった。
こんな思いから、4社分履歴書を用意しました。
期待すれば、「お祈り文書」が来た時にむかつく度合いも高いでしょう
から期待しないことにします。
モヒペルガーという概念
id:strongaxeさんのブログで「アスペルガー・ロジック」という
タイトルでモヒカン族とアスペルガー症候群の関連性が触れられて
いました。
アスペルガー・ロジック - strongaxeの日記
俺の頭では理解するのに時間がかかる文章ですが、「自分自身を
モヒカン族と認識しそのようにい続けたいのなら、アスペルガーと
言われても怒るな」という意味なんでしょうね。
この人の体験談で、アスペルガー当事者らしきモヒカン族「モヒペルガー」
とメーリングリスト上で対決したことが書かれています。
彼らのやり取りを一部始終見たわけではないが、この人の文からは
いかにモヒペルガーが粘着厨よろしく論陣を張り続けていたかが
伝わってきます。正義は我にありとでも思っていたのでしょうか?
失礼承知で言いますが、「モヒペルガー」という表現は好ましくないと
思います。
しかし、発達障碍者当事者から見ても、アスペルガー当事者であろうと
ジコチューな態度の奴は歓迎されません。
一考するとid:strongaxeさんの言っていることももっともだと思うのです。
いくらなんでもアスペルガーに理解をと言っても、当事者が自分の問題行動
を直そうとしない人間であれば、周囲から愛想をつかされて当然です。
結論としては、モヒペルガー本人が自分の置かれている状況などを認識
しなければ、反省もしないし改善しようともしません。メーリングリスト
での糾弾にも関わらず、淡々と自分の論陣を張っているところが、
取り付く島のなさを物語っています。
モヒペルガーと言われて烈火のごとく怒っても「ファビョってんじゃねぇ」
と言われておしまいだと思います。モヒペルガーのような人間のお陰で
他の罪のない発達障碍者まで一緒くたにされるのは心外です。
自分はどちらの肩を持つわけではありませんが、双方の誤解で無用な
衝突をしてしまうのは、実にもったいないと思っているだけです。
アスペルガーの当事者がこだわりが強くてルールを厳格に守る人が多い
ということと、その一方で周囲からは奇異な行動の多さから閉口され
距離を置かれやすいということもわかっています。
少しでも誤解が解け、お互いに溝がなくなっていけばいいなと切に
願っています。
今回は、一生懸命頑張っているアスペルガー当事者の名誉を守るために
文にしたつもりです。あと、モヒカン族は嫌いですし、一緒にされるのも
嫌ですので…。