Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

ワークシェアリングなんぞ企業の言い訳の一つ。

一般的に20万円の給料を貰うには会社に60万円の利益をもたらすほどでなければ
いけないと言う。物価の高い国でワークシェアリングをしても、結局は派遣社員の
ように真っ先にリストラの対象にされるだけだ。



給料が安いから財布の紐が締まってしまう。だから、労働者は余計に汲々となって
しまうのだ。この国でメーデーのデモ行進はあっても暴動が起きないのが不思議に
思う。フリーターになるにもなりにくく、ホームレスになるか、ヒキコモリをするか、
自殺をするかという過激な選択肢を選んでしまいがちになる。



最近、どこかの生協でパート店長がいるという記事を読んだが、これは危険である。
管理職というのは自分の多少時間を割いてでも、部下の面倒を見たり部署の管理を
行う人たちである。



これだけの要職を行う人をパート待遇にしていいのかと俺は疑問に思う。
それは企業論理でしかない。安い賃金で集団をまとめるクラブやサークルのリーダー
と同等に見られているのと等しい。



本気でワークシェアリングをするなら、部署の適性人数を割り出し、自転車操業
ならないような人事を行うべきである。仕事が手に余らず適切に出来れば問題はない。
アルバイトやパートばかりを雇うのはその場しのぎでしかない。首相の政策と何ら
代わりはない。長期雇用に繋がる土台が脆弱である。