Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

止められない早すぎるアポトーシス。

アポトーシスとは「細胞の自滅プログラム」のことで、枯れて落ちていく木の葉が
いい例だろう。人間も同じことで、年齢が高くなれば死ぬ確率も高くなるわけだが、
早すぎるのである。中年男性の自殺が2万人近くにも達したと言われる。



主たる原因は債務や雇用の問題だそうで、もはや対岸の火事ではないなと思う。
自分も不安定な雇用にあるし、いつ首になるかわからない。なぜなら、自分は
契約社員である。プロ意識をもつのは非常に重要だが、それにかこつけて
人件費のダウンサイジングを行うのはいかがなものか。



これでは、保身怠惰・表面糊塗に走る管理職が増殖してもおかしくない。
あと、日本社会の大きな欠点としては、「職務分掌の曖昧さ」である。



この点が根強く残っていたから、ゼネラリスト(何でも屋)が会社で重宝された
のだが、スペシャリスト(専門家)は会社に根付かず隙あらば辞めて事業を起こ
そうかということになってしまう。



職務分掌の線引きがなされていないと、際限なく仕事が増え押しつぶされる
格好となる。それを快感に感じている様はマゾヒスティックにすら思える。
これも世間のダイナミズムなのだと考えた。



生涯現役社会を目指すよりも、「社会参加のしやすい社会」を目指してはどうだろうか?
学者先生の意見だけが優れたものばかりじゃない。



たまには、ホームレスやリストラおやじの意見を聞いてみてはいかがだろうか?
無論、オバタリアンだと、いくら正論を吐いてもスポーツ議員あたりに喧嘩を
売りそうで怖いが(汗)