見直しが必要なのは行政だけではない。世間だ!間違いない!
佐藤直樹の「世間の目」では、某小学校襲撃事件のT容疑者に視点を当てている。
彼は世間に対してルサンチマンを抱いているというのが見解らしい。
考えてみると何となくわかる。Tは襲撃した小学校に行きたかったが親に
反対され、挫折してしまった。それからというものの、身分を偽っては
強引に結婚したが、ボロがでて離婚してしまうことの繰り返しだった。
日本人はたいてい「メランコリー親和型」(まじめ・働き者・粘着気質)らしいが、
統合失調症のグレーゾーンにもかかりかねないのではないか。
挫折を血肉にして自らの道を切り開ける人ならまだいい。
挫折に押しつぶされて何も出来ない人はどうすればいいのか。
こういう時こそ、草の根集団の出番である。無論、行政が援護射撃を行えれば最高。
日本人のメンタリティにあるのは、「内と外の敷居が鮮明」というものである。
歴史を振り返れば、アイヌや部落、在日外国人、ハンセン氏病などの人たちに対して
やってきたことは、「内と外の区別」であり「人間差別」である。
今回、最高裁の大法廷で東京都の在日朝鮮人の保健士が管理職試験を受けられないという判決は
そのメンタリティが根底となっているのではなかろうか。
「権力を行使しかねない」と言ってしまえば、日産自動車のカルロス・ゴーンや
日本代表監督のジーコはどうなるんだ!?
裁判官がそこまでいうならもう一度「鎖国」でもしますか?
つーか、できないでしょ?今や外国人観光客も来るようになってるんだからさ。
鎖国したら最後。ゾマホンやユンソナがブチ切れるどころか、議事堂にハリアーで
乗り付けて、ミサイルぶっ放すでしょうね。ボビーがマウントから首相をメッタ
殴りして「ふざけんなよ」って捨て台詞はいてるかも(苦笑)
英会話の勉強のために外人に話し掛けまくる「外人おじさん」はいきすぎるという
記事を新聞で見た。しかし、ぶつくさぶつくさと念仏唱えるように英語を勉強して
ばかりというのも某カルト宗教みたいではないか。たまには英語の話せる外国人に
話し掛けるのもあるから、知識と経験が連動して記憶されるのである。
人間対人間で付き合うことが大事だと締めくくる点は同意している。
マクロスでゼントラン人のミリアに求婚するマックスは対したもんだ。
これが実話になるとどうなるだろうか…?
ラムちゃんみたいな宇宙人でも嫌だろうな…。