Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

Yahoo!ニュースより引用

まずはこのニュースを読んでいただきたい。

リストラ拒否社員の過労死、NTT東日本に賠償命令

 NTT東日本社員だった北海道旭川市の男性(当時58歳)が研修期間中に心臓病で急死したのは、リストラの一環で長期の宿泊研修などを強いられた過労が原因として、遺族がNTT東日本に総額約7200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9日、札幌地裁であった。

 奥田正昭裁判長は「宿泊研修と死因との因果関係が認められる。本人は研修前に体調不良を訴えており、会社は安全配慮義務に違反していた」としてNTT東日本に総額約6600万円の賠償を命じた。

 労災申請は労基署などで退けられており、遺族は労働保険審査会に再審査を申し立てている。

 訴えによると、同社の旭川事業所に勤務していた男性は、心臓病の持病があったため、会社の健康管理指示書で残業や宿泊出張不可とされていた。

 男性は、NTTグループが2001年4月に発表した経営計画に基づくNTT東日本のリストラで、子会社転籍などを求められたが拒んだ。その結果、職種変更に伴う研修として、札幌や東京で2002年4月24日から6月30日の長期宿泊研修を命じられた。その間、旭川に一時帰宅していた6日9日、1人で墓参りに出かけた際、心臓病のため急死した。

 原告の妻と長男は「リストラ計画の強行による精神的、肉体的な過度の負担が死因」と主張。NTT東日本は「会社の安全配慮義務違反はなく、死因は墓参りの際にスコップなどで作業したのが原因」として争っていた。
(読売新聞) - 3月9日13時47分更新

会社は目先の100万を取り、そして多額の賠償金を支払ったというきわめて
愚かな行為をするものだということを露呈してくれた。
ある程度の無理は必要になるかもしれないが、NTTが今回行ったのは、滅私奉公の
強要である。このような事件が今後続くのであれば、ニートやフリーター志向が余計に
強まるのではないだろうか。彼らは少なからず、自分らの親が日本社会という化け物に
盲従している様を見てきているのだ。「同じを尊ぶ」という思想は一種のひずみを
生み出している。厚生労働大臣は代議士のカバンもちからやり直せ!
今回の事件に関しては自分も憤りを感じています。亡くなった男性には哀悼の意を
表します。しかし!NTT東日本の没個性的手法は断じて許しません!
そういう輩にはデンジエェンド!(怒)