Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

今日のファイトを見て

木戸優はソフトボール部の監督に認められたくて、監督の弁当も作ってくれと
母親に懇願する。母親は渋るが、結局作って持っていくことになった。
監督の態度は不愉快千万だった。こともあろうにもらった弁当を道具の上に
投げ捨て、後でヘラヘラとうすら笑いを浮かべて「ピーマンの肉詰め好物なんだよ」って
言う始末。アホか!ソフトをやりたいがために監督に弁当を作らねばならない
部の仕組みも本末転倒である。何がソフト界のカリスマだ!
仏像作って魂抜けるとはこのことだと俺は思う。
もっとスポーツマン、人間としての人格形成をやり直せと強調しておく。
これだから、日本の部活は諸外国から揶揄されるのだ。
言っておくが、俺は一度たりとも生徒に「俺の弁当を作ってこい」などと
口走ったことはない。柔道部の連中には昇段審査の度に、俺はおごって
いたのだからな。
優れた先生は、言うことは厳しいが情実に任せた選手選抜などほとんどやらない。
生徒の個性を見抜き、いいところを伸ばしていく指導をしていた。
寝技の得意な奴には寝技をとことんまでやらせた上に、立ち技からの連絡も
きっちり教えていた。だから伸びる奴は伸びていくのだ。
ごますりがレギュラーになるような選抜はやめた方がよい。
これは会社の運営でも言えることである。
プロ野球で言えば、仰木元オリックス監督などの眼力を見習えと言いたい。
彼の先見性は素晴らしいものがある。イチローや田口の素質を見抜いた
功績は大きい。部活での生徒は決して大会での駒ではない。
一選手であり人間なのだと言う事実から見つめてほしい。