Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

英語ということばへの偽りの救済

確かに、外国語を覚える事は日本の情報を発信したり、多くの国の情報を
受信したりすることにはもってこいだ。



キム・ジョンキューの本について前に触れたが、彼がバンクーバーの空港で
遭遇した出来事を紹介しよう。



大学生風のカナダ人男性2人が会話していたそうな。
これからAETとして来日するそうだが、その時にこう言ってほくそえんだと言う。



"Easy money, easy fuck."(日本にいれば金も入るし、女ともすぐヤれる)



韓国人に「これは日本の威信にかかわる」と指摘を受けるなれば、
自分は日本人として情けなくなった。



思うに、英語は言語において日本を植民地化しているのに近い。
文法一辺倒の英語教師を大量生産しておきながら、英語の発音講習などの
対策を講じてこなかった文部省も断罪されるべきである。



慌てて、後の人材に英検やTOEICを課すのは不平等もいいところだ。
年配の先生で本当に英語を知っていると思ったのは、数えるほどしか
いなかった。



留学が絶対に必要だとは言わない。英語を第二外国語として推進するのであれば
今までの教育行政は硬直化しすぎたのである。留学せずとも英語を習得できる
受け皿が不足していた事を受け止めなくてはならない。英語難民への偽りの救済を
無視しておきながら、国際化を謳う日本政府の怒りも止まらない一方である。



カルロス・ゴーンは日産から失脚したが、彼の思考も英語を半ば強要する
ものであり、日本人と日本文化を知らなさ過ぎたと自分は思う。
彼の考え方は「俺が大将、貴様はダメ」というようにも映る。
いくらルノーの技術が優れていても、相手の文化をないがしろにする
トップなら反感を買うのは当然だろう。



言語のみならず、企業社会も植民地化されたとつくづく感じる。
ブルドッグソースサッポロビールTOBを受けると、植民地化にも
見えて痛々しく感じる。そのうち、GHQのような企業がきて、さらに
マッカーサー元帥のような奴に日本社会を支配されかねなくなるだろう。



シャミセン外交の日本政府は、テメェらの子供ら(企業や国民)を守り
抜けないで、世界の諸国に物申せずにいるのがニュースで流れると
溜息どころか、愛国心すら薄れてきてしまう。君が代なんて歌って
たまるかなんて言葉すら出かねない状況にもなる。



言葉だけを学んでも意味は無い。真意は、そこからいかに人と疎通して
いくかだし、文化などを見据えていくかにある。
教科書英語には載っていない英語も、俺は結構直面したことがある。
口語英語に苦戦し、悔し涙を流した事もたびたびあった。



毎度の如く言うが、「仏像作って魂込めず」ではいけない!
ペーパーティーチャー状態でも、英語を教えたい情熱のあるやつも
参加出来るような土台作りをすべきだと俺は考えている。
更新制にこだわるのなら、日本医師会にケンカ売ってそっちの
免許も更新制にしたらどうだ?



アブハチとらずのやり方には非常に怒りともどかしさを覚えます。
どうか真剣にやっている人の足を引っ張らないで下さいね。
アマクダラーや甘い汁野郎の皆さん。では。