高田ＧＭ、あなたもか

昨日のファイターズは、ホークスに惜敗し、今日の北海道新聞朝刊には
稲田がセーフを審判にアピールする写真が載っていた。
札幌ドームでの敗北となればやっぱりつらいものがある。
ホーム側のチームを応援する人間の気持ちがこの頃になってわかり
はじめてきました。



ソースは北海道新聞サイトより。

ヒルマン監督に続き高田ＧＭも今季限り

9月24日7時1分配信 スポーツニッポン

＜日・ソ＞今季限りの退団が報道された高田ＧＭ

　日本ハムを昨季、４４年ぶりの日本一に導いた高田繁ゼネラルマネジャー（６２）が、今季限りで退任する意向を固めていることが２３日、分かった。０４年１１月に結んだ３年契約が１０月で切れるのに際し「（球団に）返事はしていないが、監督も代わるし、新体制に移るいいタイミング」と語った。

　若手育成の強化方針にのっとり、独自のドラフト戦略でらつ腕を発揮。小笠原や新庄、岡島が抜けた今季も首位を走り、日本ハムを常勝チームに押し上げた功績は大きい。同ＧＭは「この球団がしっかりしたビジョンを持っているから引き受けてきた」と他球団で職に就く考えはないという。

　球団では同ＧＭを中心に新監督の人選を進めていることもあり、全力で慰留に努める構え。島田チーム統括本部長は「残ってもらえるよう最大限努力する」としている。

確かに高田繁という男は現役時代巨人でも川上監督の下でＶ９戦士の一人として
活躍して、その功績を買われて日本ハムで監督もやったことがある。
広瀬哲朗曰く「試合後の反省会が辛かった」らしく、あまりウマが合わなかった
らしい。



日本ハムファイターズが北海道移転をきっかけにチーム改革の軸としたのが
高田繁ＧＭである。ガッツが巨人に、新庄が引退、岡島がレッドソックスに
向かった時は、本当にやりきれなかったろう。
チーム三振数の減少を白井ヘッドコーチと平野打撃コーチに任命し、
投手育成などに関しては佐藤投手コーチに任命したのが大当たりした。
これはＧＭに先見の明があったからだろう。



正直言って、最初はバレンタイン更迭事件があったから好きじゃなかった。
とはいえ、北海道に来てチームを大きく育ててくれた上に、選手に機会を
与えたりして人間としても一回り大きくなったと思う。
ヒルマン監督同様「優勝請負人」の称号を与えられること間違いなしである。
…となるとヒルマンも高田も「頭の回る野球人」ということになる。



「名選手必ずしも名監督ならず」ということばがあるように、名選手だった
人が監督をやってチームを低迷させることも少なくない。イチローがいた時の
ブルーウェーブの土井元監督は、「奴の打法は邪道だ」と批判し２軍に
落としたこともあったそうで。（後に彼もすばらしい野球センスの持ち主
だとほめていたらしいが）



次のビール掛けは高田ＧＭにもドバッとかけてほしいですね。
（特にひちょりか金子マックが不意打ちでビールをかけてくれることに期待）