教員不足はまず社会人登用からせよ!
ぶっちゃけた話、教員でもスレているのはうまい具合に世渡りをしている人間である。
GTOで言えば、勅使河原クラスの教員か。
テストも高得点で現役採用され、父兄や教員同士の付き合いも要領よくやるという
エリートタイプである。
一番いいのは、期限付き採用や時間講師などでがんばっている教員を優先的に採用
することである。なぜなら、彼らは職員室で冷や飯をたびたび食わされてきているし、
割と人の痛みを理解しやすいからである。
もちろん、現役で入った先生方にもそういう人はいる前提で。
次に社会人枠を設けて登用すれば、実におもしろい教育活動が展開されるのではないか。
勉強とは知識を頭に詰め込む作業であるということを聞いた。
なるほど、学校の勉強もその意味合いが強い。知識を知恵に生まれ変わらせなければ
単なる「ヲタク」になる。自分の身の回りにも、知識だけ詰め込んで能書きたれる
だけのヲタクはいる。
では、知識を知恵に生まれ変わらせる術は何か?簡単である。
それは「実践」の二文字である。情けなくも自分は英語ヲタクだった。
必死に外国人を捕まえ英語を話すことで、自分は様々な表現を身に付け血肉にして
いった。今ではそれもしなくなったので、「無職の只のオッサン」になってしまった。
それでも、自分は英語教員だったという矜持は持っていたいという変なプライドが
あり葛藤を起こしている。実践の機会を与えなかった文部省は、断罪すべきだろう。