Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

北島三郎と言う道産子のルーツを知る

著作権に触れる可能性もあるので、写真は控えさせて下さい。



母が一度テレビでサブちゃん記念館の様子を見てから、ずっと心に残っていた
とのことで、急遽そちらにも行くことになりました。



地図が示す位置にホテルがあったので、とてもサブちゃん記念館があるとは
思えないと、姉と母がケンカになりかけましたが、「北島三郎記念館」と
デカデカとプレートがあったので、ここだと安心しました。



ホテルの入口付近にいたポーターさんに聞くと、あいているところに駐車
して下さいと返ってきたので、ちょうど入口付近のスペースに停めた。



フロントで支払いを済ませると、女性の係員がエスカレーターの近くにいて
2階まで案内してくれました。初めだけかと思いきや、どうやら違うらしい。



サブちゃんの写真が掲げられているところから説明してくれました。
記念撮影が可能とのことだったので、写真を囲んで家族で撮ってもらいました。



入口付近から、大野穣少年の生い立ちの説明が始まり、当時の渡島知内駅などを
再現した展示を説明していました。



当時の大野少年が乗っていた5時の始発の車内を再現した展示があり、椅子に
座ると蒸気機関車が動いているように見える仕掛けとなっていました。



彼は2つ弁当をもっていて、一つは車内用でご飯に黒砂糖をかけたもの、
もう一方は昼用ということでした。



次に印象に残ったのが上京時の東京を再現したセットでした。



今の葉子夫人と出会った三畳一間の下宿。当時の一畳バーや「流しの大ちゃん」
が活躍するシルエットが見えるバーもありました。



演歌歌手・北島三郎が誕生するきっかけを作った船村徹との出会いまでの様子が
東京のセットには表れていました。



最後は、北島三郎の演歌歌手としての足跡が紹介されたセットがありました。
発売わずか一週間後で停止されたブンガチャ節からはじまり、現在の曲に至るまで
約200曲のジャケットの紹介がありました。



出口の横に、馬好きのサブちゃんを現す大野商事の勝負服などが展示されていて、
マニア心をくすぐる部分もあります。



これで終わりかと思えば、大トリにはサブちゃん人形による1曲限定ライブが
行われました。待ち時間には、船村徹が北島三郎像をどう語るかが放映されて
いました。(NHKの番組から引用)



曲は大ヒット作「まつり」。



準備が終わり中に入ると、宝船の上からサブちゃんが出てきましたが、少し
動きが滑稽にも思えました。(ロボットだから仕方ないか)



音響効果もよく、セットの作りもいいせいか、北島三郎コンサートに来た
気分になったほどです。



曲が終わると、係員の女性が出口まで案内してくれましたが、出口に銅像が
あるので握手して幸運をお持ち帰り下さいといっていたのが印象的でした。



歌手・北島三郎の偉大さに改めて気付かされたと思います。



清水アキラあたりがサブちゃんのものまねをしても目くじらを立てないどころか、
笑顔で「じゃあ、今度私が清水アキラで営業に行きましょうかね」と冗談を言う
大らかさは彼のように苦労したから出来ることかもしれません。