Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

発達障害支援の一人者が語る支援の理想

講師の梅永先生は、前日も講演会があり、懇親会の席などで飲みすぎた上に、
今日の講義の追加レジュメを早朝からまとめていたらしく、少々お疲れの様子。



今回のテーマは、各ライフステージでの支援体制と、国内外の就労事例でした。



TEAACHという支援プログラムを通じて、発達障害者の就労を推し進めて
いくというのが、先生のやっていることのようです。これは、支援者が変わって
いくことで、当事者の成長を促していくという仕組みになっているのです。



アメリカではTEAACHプログラムはもちろん、職業教育が幼少期から
行なわれています。先生が渡米した際に、ワーカーさんに日本の現状を
話すと、支援体制の著しい遅れに驚かれたようでした。



「障害者を変える」のではなく、「支援体制を見直す」というのが基本的な
考えです。たとえば、アスペルガー症候群の求職者がいたら、彼専用のスペースを
作って、彼らが打ち込めるように配慮するということです。