Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

喜びも ちうぐらいなり おらが秋

まずは北海道日本ハムファイターズのリーグ優勝にお祝い申し上げます。

おめでとうございます!

その時にフラッシュバックが起きてしまい、些細なことで家族に暴力を振るうところでした。せっかくのめでたいムードが想像上のゲス野郎どもにぶち壊されるとなると空しさと悲しさで胸がいっぱいになります。

確か、4年くらい前は日本シリーズジャイアンツと戦い、7戦目で多田野の危険球退場のジャッジが許せないと憤っていた記憶があります。それだけにジャムパイヤの多い東京ドーム開催をカープベイスターズに阻止してもらわねばなりません。俺がアンチ巨人なのはチビデブ小物ヤンキーと老害ナベツネのせいであります!(ナメクジ軍曹口調)

家族における病理

遺伝という観点では発達障害も遺伝しうるものだと思います。親父はいかにも発達障害未診断でかつ誤学習のまま生きてきた部分があるので、時代が変われば俺のように社会から排除されることもあるでしょう。怒鳴る上に否定上書き保存を平気でしたがる。おまけに家族を所有物と見なければ気が済まない部分があります。

そんな中でお袋は亭主関白に黙って従って生きてきました。他の女性なら間違いなく離婚かカサンドラ症候群などになって心身を蝕んでいくことでしょう。俺が生まれるずっと前に親父は離婚したようですが。

俺の子供時代は発達障害の早期発見・療育という概念はなく、落ちこぼれはそのまま排除しろというものでした。IQが高かったり勉強が抜きんでてる発達障害児は看過されて当たり前だったと思います。そのくせいじめられたら自己責任っていうからマジで始末に負えないなと文句を言いたくもなります。

従兄に関して言えば、俺の状況をお袋から聞いて「俺も発達障害かもしれないなぁ」とつぶやいたそうです。しかし、人間関係については常に衝突を繰り返し、気づいてみれば早稲田を出ても職場を転々とし資格もスキルも身につかないまま、運送補助のアルバイトをしているそうです。実家にいるから何とかなっているものの、親がいなくなったらどうするかと考えてしまいます。俺にも言えることですが。

従姉はよく勉強ができ一浪の末早稲田大学に進学しましたが、一人暮らしの時に自炊の仕方がわからなかったらしいです。食事の代わりにお菓子を食べていたことが引き金になって1型糖尿病にり患しました。叔父が糖尿病だったのが大きな原因だとお袋は言ってました。読み書きはできるとはいえ、呂律が回ってない状態なので、働こうとしても面接や試用期間で断られてばかりとのこと。糖尿病では障害年金の対象にはならず、病身に鞭打ってアルバイトをしていたと聞きました。

こんな状況下でも叔母は彼らの栄光が忘れられず、ツンケンしているような印象を受けます。明るくて話好きだった人も自分の都合で電話を掛けられては嫌な面が出てくるわけでね。本人はそれを隠しているつもりでも、わかる人にはわかるものです。自分では言うつもりはなかったのに、町内会の人にバカと言ってしまい、その後の関係が悪くなってしまったという話も聞きました。こういう人ほどメンツにこだわり、自分一人の力で生きていられると息巻いているのでしょうね。自分の娘がヒーヒー言ってるのに救急車呼ばなかったりするのもマジでおかしいんじゃないかって思いましたし。

今の時代では情報化社会になっているとはいえ、家族が意図的に遮断すると本当に福祉へのアクセスができなくなるんだなと実感しました。俺の場合、漫然とした生きにくさが実に堪えがたくて福祉界隈を彷徨っていました。その感情さえも親父に全否定された上に上書き保存されかけたこともあります。

親が子供を所有物として扱う行為が家族での病理なんだと俺は思います。

後出しジャンケンはなぜ起きる?

最近、資格試験の教材が届き、来年の試験に向けてチマチマと勉強を始めた次第です。上っ面の知識はクイズで身についたものですが、体系的に学んでいないのでかなり苦労しています。

今日はストレスが積み重なっていたのか浪費してしまいました。食べ歩きに遊び、専門書の購入など諭吉さんがまた一人旅立ちマジで妖怪のしわざだといいたくもなります(お

他人からパワーゲームでマウンティンされてしまうとフラッシュバックとなってメンタルがやられてしまいます。中でも一番嫌なのは「後出しジャンケン」です。今回はそれについて考えてみたいと思います。

わが身を振り返ると一番多かったのは、以下のことだと記憶しています。

    • タスク管理を含めたスケジューリングが出来ていない
    • 職場で決めたルールを簡単に破ってしまう。自分ルールを優先させる
    • 自分の感情むき出しで周りをコントロールしようとする
    • 自分にも普段のルーティンを確立した上で、可能な限り不測の事態に対応できる工夫がない
    • 他人は自分のワガママに付き合うほどヒマではないことを知らない。もしくは他人の時間は自分のものだと思っている。
    • 自分の立場が優位であることが当たり前だと思っている
    • 自分の仕事に対してのモニタリングを周囲を通じてしていない

など

ここまで批判的に書いてしまうと、自分もやっていたことだけに実に耳の痛いネタになります。

後出しジャンケンを減らすのは、他人への振る舞い一つではないでしょうか。
他人の主義主張を可能な限り尊重する。自分の思いを他人が汲み取りやすいような伝え方を身に着ける。自分と他人との距離感を見出す。以上のことを踏まえて、双方が納得できる形での解決を目指していければ後出しジャンケンは減らせていけるでしょう。どうしても後出しジャンケンをせざるを得ない時は、一旦詫びて事後処理を徹底的にやるしかないのかなと考えています。

核になるのはルールとタスク管理です。それらが決まってはじめて仕事をどう進めるかという話になると思います。あとは適宜、状況に応じて折衝してほしいものです。

  • 今日の戦利品

出題範囲として、漢方薬の効用なども含まれるので、一から勉強するのにわかりやすい教材を見つけることにしました。それを探していた時に、偶然アウトレットで安くなってたものもあり買ってしまいました。

漢方薬・生薬の教科書 (ビジュアル版 東洋医学)

漢方薬・生薬の教科書 (ビジュアル版 東洋医学)

絵や写真を加えて初心者にもわかるように、さまざまな工夫がされています。平易な文章で説明していることに加え、漢方の説明以外にもツボの図鑑を載せてあり体系的に学ぶことができます。

大人の科学マガジンシリーズでは、テルミンと三弦ギターに食指が動いていました。ポケットミクもほしかったので、気分転換にやれる趣味になればと思います。

皆さん買うなら今がねらい目ですよ。1000円そこそこでした。

障害を意識すること

今まで自分の発達障害に気づけず、早期療育もままならないどころか定型のモノサシでぶん殴られてきました。中でも一番言われて嫌だったのがこんなことばでした。

「あんたはどうしてこんなことができないんだ!」
「あんたってモノを探せないんだねぇ!」
「あんたはやりっぱなし!パナシなんだよ」

特に親から言われた時にはグサグサと突き刺さる感覚を抱きつつも自らを鈍磨させようとしていました。ある時、気づいたんですね。これじゃ一向に悪い状態のままだと。そのような気持ちを実感できたのは施設を出て就職するあたりだと思います。今回は自分が人間関係で気を付けている方法を紹介します。

  • 自分の困りごとだけはまず伝える

障碍者雇用で働くに当たり、発達凸凹ゆえにどんなことが働くうえで障害になるのかということを伝えることにしました。当時の自分は今よりも口下手すぎたので施設の就職担当者に同席してもらい、足りないところを説明してもらったわけです。感覚過敏、過集中、誤解・誤認…等々ありますが、自己PRよりも障害特性の説明で難儀したと感じています。

指示については優先順位がはっきりと決まっていても、一番辛いのは複数のタスクを一度に振られる時です。周囲にも2つまではやれるということは伝えてあります。たまに歯がゆい時もありますが、できる範囲内で自分の義務を果たす意識で取り組んでいます。仕事量が多いと切なくなることもあるわけで。

過集中になるとその反動で家ではダラダラすごしがちで、身ぎれいにしたり部屋掃除すらままならなくなったりします。ただ言うだけではなく、コイツなりにやってんだなと言われるくらいのことはしておいた方がいいと考えています。

  • 自分の気持ちを言葉に出す練習をする

俺は広汎性発達障害でも厄介な受身型で、ついつい周りに合わせてしまうし、読めもしない空気を読んで必死に取り繕ってしまいます。その一方で自分の嫌な気持ちに蓋をしても、火山の大噴火のごとく爆発して周りに迷惑をかけてきました。人から嫌われたくないと思うあまり、アンビバレンツを無視していたかもしれません。今では誰かに拒絶されても、自分のファンを大切にしようという考え方になってきました。

自分の気持ちの伝え方が少しずつ身についたと感じるにつれ、人間関係に対して気楽に取り組めるようになりました。公私によって表現の仕方は違ってきますが、まだまだ改善の余地はあります。かなしろ先生の本でも「人間関係は座学では学べないという気がする」と言っていた当事者がいました。彼のいうこともまた一理あるんじゃないでしょうか。

人がこちらに対する好き嫌いを認め、さらに自分が抱くそれらも認めることで、割と冷静に自分の気持ちを伝えられるようになりました。

  • 自分の傾向と対策を知っておく

自分自身について、可能な限りどんな特性があるか知っておきましょう。俺なら以下のことばで象徴されます。

「お調子者」「絹ごし豆腐メンタル」「むっつりスケベ」「凝り性」「タンパラ野郎」「顔に出やすい」「甘党」など。

例えば、メンタルの弱さに対して取り組むなら、それを認めた上で何かできないかと考えます。一番助けられた考え方は「これは誰の問題だ?」というものです。俺がAさんに挨拶したらぶっきらぼうな態度を取られたとしても、人間失格にはなりえません。Aさんが不機嫌な状態は自分の問題です。こちらにできることは、挨拶を含めた職務上最低限のコミュニケーションをとれるようにしておくことです。ただし、メンタルが弱いからできないと自分を貶めるのではなく、メンタルが弱くてもどうやれば対処できるかを考えましょう。

一番の薬は自分の失敗経験。一時は心がチクチクしても、どこかで活きるときは出てきます。失敗を笑って話せる人はやっぱり強いなと俺も思います。

俺にもアツい夏がきた

北海道にも本格的な夏が来ました。さんさんと照る太陽を見るとどこかへ行きたくなるのがADHDの悲しき性。夏を満喫できればまずはいいかと思っています。

講談社よりかなしろにゃんこ。先生の献本が送られてきました。2年くらい前に取材を受けた礼としていただきました。書籍をフラゲしたのは初めてのことですが、2日早くいただけたということで少々誇らしくもあります。

作品の登場人物それぞれに困りごとと解決策を見出していく強さがあるんだなと感じます。まみあなねこさんの主宰するアスパラガスの会が行う試み以外にも、数名の当事者について取り上げられています。事例研究での入門としても使えるのではないかと思います。発達障碍者の恋愛事情、夫婦関係についてはわかりやすく説明してあり重宝しますよ。

amazonの他、全国の各書店で7月25日に発売予定です。人間関係でお困りの人はこの本もご覧になってはいかがでしょうか。

俺の夢と挫折

俺の夢は教師になることでした。教職まで凝縮されたマルチタスクになってしまうとさすがに目が回るわけで、泣く泣く断念しました。非正規雇用から明るい展望のない環境に嫌気がさし疲れ果ててしまったことが決定打です。

退職後、発達障害の診断を受け就労支援施設に通うことになります。ここでの4年間は辛いことも多くても、楽しいこともたくさんありました。元来職業において選択肢が少ない上に、見える障害が優先的に採用される障碍者雇用の入り口でずっと足踏みを繰り返していました。本当はパソコンを使える仕事がしたいけど、それに固執するあまりマッチングがうまくいかなかったのかなと俺は思います。

今の大きな夢は「社会的自立」と「当事者としての発信」の両輪で生きてゆくことです。
まだ実家暮らしだし給料も安定的な生活ができるほどもらってない。独り暮らしでのルーティンを確立し社会的に自立できるようになりたいと思います。その一方で、当事者として経験談を伝えることができればいうことなしだねと感じます。

過去の挫折が頭の中を飛び交うたびに俺はフラッシュバックに陥ります。その防衛機制で人を傷つけてしまったこともかなりありました。他者攻撃はもちろん、叫んだりわめいたりするのは当たり前。今は強制的に押さえつけてはいるけれど、挫折があってもどう向き合うかを考えていく時期に来ているのかもしれません。今はカウンセリングを受けていないので、支援者は限られますが前向きに取り組んでいくつもりです。

小さい夢は、津軽三味線の太棹セットを買って、腕を磨くこと。そしてZUNTATAの「DADDY MULK」を三味線で弾けるようになりたいです。





Netflix火花お題「夢と挫折」



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ワクテカの7月

最近まで豆腐メンタルが進んで、何度も辞めたいと愚痴をこぼしていました。おまけに、眼底検査等の結果、加齢による飛蚊症まで判明し来月上旬精密検査を受けてきます。一方、うれしい知らせが2つ舞い込んできました。

まず、妖怪ウォッチ3の発売。メリケン妖怪はあまり好きではありませんが、KKブラザーズはコマさん兄弟に負けじと愛くるしさを放ってます。先行予約で買っちゃいました。

個人的にはガッテンマイヤーに興味があります。あのオロチの攻撃を通さないATフィールド(笑)にはびっくりしました。コマさんメダル以外にこいつのメダルもほしいですね。

かなしろにゃんこ。先生の新作ルポマンガが発売決定ッス!これはめちゃくちゃうれしいですね。

今回は取材で得たネタも多く、作品で何を使うかを決めるのに難儀したそうです。7月25日に講談社から発売となります。いろいろな方に読んでいただければと思っています。

読後の感想も含めて次のネタは何にしようかと考え中です。

叔母の嘆き

居間で昼寝を決め込んでいたら電話がなりお袋が出た。東京の叔母からだった。叔母は叔父に先立たれてからというもの、苦労が倍増したから無理はないんだけど。従姉、従兄ともに早稲田大学を出ており、叔母としても鼻が高く、自慢の子供とニコニコして話していた。

従姉は1浪で早稲田を卒業し、しばらく働いてから結婚。旦那の事業が左前になって、正規雇用の面接を受けてもお祈り文書の連発。履歴書がきれいに仕上がってる上に早稲田の肩書があるから書類はよくみられるが、面接ではコミュニケーションがどうもうまくいかない。今では何とか頑張って、単発のアルバイトが関の山らしい。

従兄は2浪の末早稲田を出て就職するが、ジョブホッパーになってしまった。一度人間関係がうまくなるとブチ切れて退職しては転職…の繰り返し。現在では、スキルもキャリアも身についていないために、トラック運転手の横に座って搬入補助業務のバイトで働いてるらしい。運転免許等の資格がないこともあり、就労ではかなり限定されたのではないかと思う。

俺が発達障害と診断されて不十分でも福祉を得て社会復帰に向かっている様を従兄が見て、お袋にこういったらしい。

「俺も発達障害かもなぁ」

弟は子供のころから面倒見てもらってるうちに気づいたという。彼が発達障害の疑いを感じさせる点は以下の点かもしれない。

  • コミュニケーションの偏り
  • 衝動性、易怒性
  • 想像力の弱さ
  • 単層・単一思考

など

従兄はちょうど受験戦争にぶち当たっていた世代。脇目も振らずに猛勉強していたらしいが、さすがに受験勉強と大学での学問の違いには気付けなかったようである。受験勉強は大学の講義を受けたりするための基礎学力を図るためにあり、大学での学問は枝葉から幹にかけて何かを学ぶのに自分はどうすべきかを学ぶための行為だと思う。Fラン大学で高校はおろか中学校科目の補習授業を行うところもあると聞き、いかにrotten-apple theoryが二重手間を生んでいるかがわからんのかと言いたくもなった。

従姉と従兄はエリートの母集団に入ってはじき出された奴らでしかない。早稲田でどんなにすばらしい学問を修めても、Fラン発達オヤジの俺と似てるようなことしてたら世話ないだろ。ノブレス・オブリージュもへったくれもないわ。従兄には「生きづらいならさっさと医者いけや!」って怒鳴りたいくらいね。今は発達障碍者にとってはめちゃくちゃ生きにくい時代。昔はデモシカ教師や研究者などにアスペなどが収まってたわけなんだから。

今週のお題「もしも100万円が手に入ったら」

まず30万円を使って津軽三味線一式(紫檀の太棹、鼈甲バチ、象牙の駒などのセット。予算に応じて変更)を買います。津軽三味線にたしなんで3年目に入り、自分専用の三味線をぜひとも手に入れたく思ってます。

初めて習った時から今年の春までは、先生所蔵の中棹を貸していただきやりにくく思いながらベベンとやってたわけです。糸巻がバカになってからは、ようやく津軽向けの太棹を貸してくれました。太棹でも紫檀でできているので、紅木製に比べると重厚感が不足しているそうです。個人的には扱いやすい三味線だと嬉々としてやってます。

さらに30万円使って、マイパソコン一式(デスクトップPC&周辺機器など)を買っちゃいます。グラフィックアクセラレータさえよければ「ぼくは航空管制官新千歳」がほしいです。空港近辺で育ちながら飛行機搭乗経験が少ないので、せめて新千歳にくる飛行機を見てニヤニヤしたいというのがあります。

残りの40万円は国内旅行にパーッと使っちゃいます。個人的に今行きたいのは豊洲と福岡のヨロズマートです。コマさん兄弟が大好きなので、コマさんグッズを買い漁りたいなと思います。心身的・経済的に余裕があれば、一昨年弾丸ツアーで行った台場にまた行きたいです。

100万円使いきれなければ貯蓄にまわします。実現するのならブログのネタとして起こしたいです。

まもなく勤続半年

来月上旬で入社半年を迎えます。会社を辞めたくなることは数えきれないくらいありましたが、それでも乗り切れたのはひとえに職場や支援者のみなさんによるお力添えが大きいです。

罵詈雑言でしか自己表現できない親の元にいると、モラハラをしてくるので気が狂いそうになります。そのくせ世間体はメチャクチャ気にするから始末に負えません。

「テメェ!何かに守られてるからって調子に乗ってんじゃねぇぞ!」

こんな暴言を吐かれたりすることもあります。だから自分の悩みを話したくない。

先日、フラッシュバックに加え親父のモラハラを食らって憔悴し、かつての支援者に話を聴いてもらいました。俺をよく知ってるだけに心に響くことばをズバッと言ってくれました。

「あなたが半年間やってこれたという事実はかわらないし、(会社を)やめるのはいつでもできますよ」

この一言だけで、心身がやられていた中、勇気を振り絞って会社に行けました。昔は自分にも他人にもガチガチ厳しい上に、定型の猿マネをしていたからこそ、今は自分の長短を職場に理解してもらったうえで働くことにしたわけです。

俺の仕事は地道で延々と続く肉体労働ですが、これがないと他の人間にしわ寄せが行くのも事実としてあります。上司もこちらの言い分を聴いてくれたので溜飲が下がりましたが、俺の至らない点を我慢させてしまい申し訳ないとも思っています。

今後どうなるかはわかりませんが、会社が来てくれという限りはしぶとく通勤するつもりです。そして、一つ二つと着実にできることを増やして、信頼される人間になりたいです。「こいつ発達障害だけど、動かし方などを工夫すれば大丈夫じゃん」って思ってもらえるとうれしいですね。

「否定→上書き」ルーティンとマシンガントーク

年寄りやオタク、マニアなどで、少し話を聞いたと思うと話し手の言い分を否定し、自分の話題にすり替えて上書きするということはよくあります。

ツイッターまとめサイトではこのような事例について反響がありました。

twitter.com

この時点で、コミュニケーションが一方通行だし、不成立という障害が生じています。勘のいい人は否定上書きさんを蛇蝎に避けますし、早晩集団の同調圧力で干されてしまうのです。

三つ組の障害で言うとどうなるか。自分の言動が及ぼす影響について想像力をかいている。不特定多数が集まる社会において、自分から孤立する道を選んでいる。さらにこれらの二つが原因で、コミュニケーションに障害が生じてしまっている。

発達障害もしくは精神障害などを考えてしまうのも無理はありません。問題は、自分にはコミュニケーションを取るときこういう傾向があって、障害を引き起こすと認識して予防策を講ずることができるかです。会社に入れば、嫌な奴もいますし、ハラスメントの総合総社ってところに入ることもありえる。障碍者の施設でも、威張る当事者がいるなどしてやりにくいということもある。

厄介なケースは、さらにマシンガントークで正当化するかのように畳み掛ける奴です。ここまできちゃうと様子がヘンと勘づくレベルですから、やさしすぎる人でも離れていきます。自分が相手を押しのけてまで上書き&マシンガントークしてると気づくことはまずありえません。困惑している姿などが傾聴してるように見えるから、余計にしゃべるのがおもしろくなってしまう。「過集中」状態にあるといってもいい。

オタクのコミュニティで眉を顰められて居づらくなると、今度は他のコミュニティをうろつきまわる。デイケア・ナイトケアと言った病院が運営する集まり、ピアサポートなどの当事者会ですね。そういうところはきわめて限定的な集まりだし、当事者も心に抱えているものがあってきている。否定上書きマシンガンをぶっ放そうもんなら、公開処刑もされかねません。他の人間がいる前で他害行為を受けたこともあります。

ある職員さんに言われたキツい一言を引用して終わります。

「人のふり見てわがふり直せ」