Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

自尊心過剰な奴は鼻に付く

本当に自分に自信を持っている人は、接していて魅力がある。
しかし、自尊心過剰な奴は何か嫌なものを感じる。
傲慢不遜、慇懃無礼、お山の大将…等々。



サッカー選手のフランチェスコ・トッティは子供っぽさ故にプポーネ(ガキっぽい奴)
ともバカにされるが、彼の華麗なるリードぶりは「イル・プリンチペ」(王子様)とも
称されるくらいである。



かつてはアズーリをまとい、エースナンバーをつけていたのだから、すごいものである。



自尊心というよりも、「甘えは必ずしも悪ではない」という意識から入ることが大事
なのかもしれない。日本人のメンタリティとして、身内に甘えは見せるが、外の人間
には甘えを排除すると言うモノがある。



これも、障害やメンタルヘルスの偏見を助長するものではないか。
俺としてはトッティやベッカムの方がまだ人間的でいいなと感じる。



彼らは優等生というよりも、サッカーという才能を生かした抜きん出た天才である。
中田は優等生のイメージがあるが…。



かつて、柔道の100kg級で山下泰博がエジプトのラシュワンとオリンピック準決勝で
対戦したことがあった。山下は足首を痛めていたが、ラシュワンにはそれがわかった。



ラシュワンはあえてそこを責めず、男の戦いに挑んだ。山下は勝ったが、ラシュワンの
精神にも敬意を表している。彼こそ日本の心を持った柔道家である。



いくつか例を出したが、とにかく自尊心過剰よりも、甘えを多少なりとも持っている方が
人間らしいのかもしれない。