お寒い日本企業の裏事情。
今、ニートやフリーター・契約社員等が爆発的に増え、正社員が少ない故に負担を
被られる事態が発生している。現在の職場でもそうだ。基本的に正社員は10人も
いないくせに残りの9割はパート、アルバイト、契約社員と言った格好である。
「こんなお寒い状況でキャリアメイキングなんてできるか!ヴォケ!」と言いたく
もなる。この頃思うのだが「即戦力」は体のいいカメレオン野郎のことを言うのでは
ないか。カメレオンが景色に身を隠すが如く、順応していくからである。
某アジアの国家であれば、非常に怖い結果となることも予想される。
国粋教育を受け、国益の為の捨て駒に純粋培養される恐れもある。
会社にも同じことが言える。会社のための利益だけを考え、自然が壊れようが人が
死のうがどうでもよくなる企業戦士が跳梁跋扈する事態も出てくる。
ニートはある意味、いびつな日本社会への受動的な抵抗ではないだろうか。
「ニートをどうなくすか」というより、「どうすればニートが社会参加できるように
なるか」という視点を忘れてはならない。
だからこそ、「新・日本的経営」を折衷的であっても打ち出していく必要がある。
無論、総理大臣にもそれなりの経営感覚は必要であるが。