Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

三国志に学ぶ人間学

仲達の鬼才を恐れた孔明は離間の計を使って、仲達を失脚させる。
その後曹操の息子、曹丕皇位を継ぐと再び仲達は登用された。
孔明は既に後継を決めてあった。「私の次にはヒイを、彼の次にはショウエンを」と
遺言でも言ったほどである。
トップはこのような見通しも行わねばならないのかとすら思った。



泣いて馬ショクを斬るという故事も是非肝に銘じておくべきだろう。
定軍山の戦いで、馬ショクは山の頂上に陣を構えるなという孔明のことばを
無視して、逆落としを行った。そのお陰で蜀軍は大敗を喫し、期待を裏切った
馬ショクを斬り泣きくれたと言う。(泣きながら斬ったという話もあるが)
例え手塩にかけた部下でも、きちんとした処遇はすべきだという意味である。
身内に甘い日本人のメンタリティを見直す一つのキーワードである。