Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

いざまた市役所へ

昨日、センターに行ったら元調理師さんのメンバーがいて、一つ知恵を授かりました。
無職時の市民税減免措置の申請です。彼は前年度の所得があっても、場合によっては
対象になることもあると教えてもらいました。しかし、今日納税課に行って来たら、
前年度の所得ではじき出した金額はくつがえらず、分割してでも払えというサラ金
並みの選択肢も用意されました。



日本の司法がまだまだ柔軟でない上に、ズルする大臣や職員に御灸を据えられない
醜態は鑑賞に耐えられないの一言です。いまだに申請主義が前提となっていて、
年金などの手続きにしろ、しなかったからもらえないという言い訳を行政はしたがる。



個人主義が成熟していない日本と、制度疲弊を起こしかけた司法の構図ともいえる。
もともと日本人は農耕民族で集団主義だから、今頃欧米かぶれの政策をしたところで
効果は出ないのではないだろうか?



自己責任ということばがちまたで流れたこともあったが、敢えて言うなら自分で結果を
処理することかもしれない。では、出来ない奴はどうなるのか?状況にもよるが、
例外を予測して選択肢を下の人間に用意するのが大切だと思う。



文部省主義は文盲率を著しく下げたが、結果勉強ロボットの大量生産を招いてしまった。
学士様インフレを起こし、企業は新卒か即戦力の人材を派遣しなくなった。
殺伐とした世の中を象徴している。



一度負け犬に成り下がったら、はい上がるのは難しいと改めて知った。ひどく言えば、
今の日本はソ連崩壊時の状況にも似ている。