Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

常識って何だろう?

所変われば品変わるということばがあるように、場所が変われば常識が違っていたり
する。自分が一番悩むのが、「常識の壁」である。



履歴書・職務経歴書はかくあるべし、などと言われると泣きたくなるし自分を否定
したくもなる。あたたかく求職者を見守ってくれる職員さんに接するほど、視線が
痛くなる。しかし、事務的に能面みたいなツラして仕事している職員さんにダメ出し
を食らうと屈辱を感ずる。



いくら礼儀正しくしても、仕事が出来なければいじめられる。
要領よく立ち回ることが苦手な自分にとって、前の職場は地獄にすら思えた。
ただでさえ仕事が出来ないのに、えこひいきやらいろいろと受けたりすると疑心暗鬼
になってしまい、対人恐怖に似たものを抱く。



会社ではスケープゴートにされる屈辱は、受けたものにしかわからない。
しかも、トランキライザーを飲んでぶっ倒れててんかんになった時、会社の反応は
冷たかった。テメェで次の職場を捜せとのことだった。



自分は必要とされる最低限のビジネスマナーは守ろうと思うし、会社に入ったら
なるべく人と協力してやっていこうと考えていた。



行く先々の職場で長く雇ってもらえるところはなく、自分のような存在は常に窓際族
に近かった。それでも、愚直に仕事に取り組んできたという自負は俺にはある。



育てられ方が悪かったのか、自分は手先も生き方も不器用だった。今でもこんな自分が
好きになれないでいる。少しでも自分に自信が欲しい。「俺も世の中にいていいんだ!」
という確信が今も持てないでいる。心の中に大きな穴がぽっかりと開いている気持ちだし、
次はどこに進みたいのかわからずに求人を捜している始末。
これほど、情けなく惨めなものはない。



原因の一つは、母校で専任教諭に推挙されなかったことだった。
若手の講師と、中年女性の講師が推挙されたことが、自分には惨めだった。
ある日の事務長の怒号は、今でも俺の心に突き刺さっている。



専任教諭にはヘコヘコし、時間講師で力の弱い存在には威張り散らす。
典型的なスネ夫タイプの上司で、ギッタギタのメッタメタにしてやりたいと今でも
思っている。だが、想像上のバカどもを完全にKOしてあの世に送って、次に進まねば
ならないと思って焦っている。



今でも時折、ルボックスレキソタンは離せない。
お守りとして持ち歩いているが、たまに飲んでいる。
幸い、前と比べて飲む量が減った。



今度は就職して、てんかんを治して堂々と酒を飲みたいと思う。
もちろん、下戸なのでたしなむ程度ですけどね。
カクテルは大好きなので、まずはジンフィズあたりから始めたいっす。