知識から知恵へ

自分が非常に懺悔したいことがある。自分がいかに勉強ヲタクだったかと言う
ことである。自分が今まで勉強してきたきっかけは単純だった。



いじめの輪禍を自分でぶった切りたいという純粋な動機だった。
しかし、要領のよさでしか乗り越えられない壁のお陰で、自分の人生は大きく
狂い始めた。転職先では、いじめられた挙句、仕事がやりにくいようえこひいき
をされ、ババアたちから繰り言を言われたりした。



これで精神が狂わないのなら、どこかオカシイのでないかと怒鳴りたくもなる。
今後の人生で必要なのは「知識を知恵に転化する方法」である。



悲しいかな、自分はいろいろな人間にストレスの十字砲火を受け、人格が歪みまくって
しまった。



そんな俺でも愚痴を聞いてくれる場所があるからまだいいが、家族じゃないのが
非常に残念だった。家族から言われるのは「大学出たんだから英検取んなさい」
などというプレッシャーだった。



これにはさすがに自分を苛んだ。俺はもしかしたら発達障害じゃないのかと。
小学校入学前の他動性、永きに渡るいじめの的、指示通りに出来ない状態、
特定のことにしか興味を示さないなど考えるとつじつまが合うのだ。



だが、認めたら最後、俺は社会参加が出来ずに片隅で生きるのを余儀なくされる。
俺はもう、そんなことはごめんだ。だからこそ、どうにかして自分が得た知識を
知恵に生まれ変わらせて、少しでも生きていけるようにしたい。