アブラボウズなんてクエるか!
最近、アブラボウズという魚を天然のクエと称して販売していた業者がワイドショーの
やり玉に挙げられた。「代用魚の詐称」とでもいうのだろうか。
アブラボウズの脂肪は食べ過ぎると下痢などを引き起こすらしく、注意が必要と専門家は
言っていた。しかし、食品偽装は氷山の一角かもしれない。
安い値段でうまいものを食べたいというジレンマは誰もが抱えるものではないだろうか。
それで体調を崩せば「安かろう悪かろう」である。
消費者にももちろん非はあるといえばある。
大量・高速生産の商品は、JIT戦略にあわせやすい。
ましてや、大量消費社会となっている現代社会はかっこうのえさである。
自分の体がヤバいと本能で感じたら、最後は自分で守っていくしかない。
添加物の多い食品はなるべくたべないなど、自衛策を講じたりした方がいいだろう。
日本国民に毒餃子を食わせておきながら文句一つ言えない腰抜け宰相など、食の安心を
期待するだけムダかもしれない。