Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

羞恥心!羞恥心!ああ、羞恥心!

クイズヘキサゴンで誕生したおバカキャラユニット(?)「羞恥心」。
行く先々でキャンペーンを大成功させるという脂の乗りっぷりである。



しかし、今、彼らとは別に「羞恥心」を置き去りにしたような出来事が
たくさん起きている。



京都の某大学生3人がイタリアの世界遺産の聖堂で、落書きをしたという
ニュースも報じられた。岐阜の某女子短大生の落書きも記憶に新しいだろう。



千年以上もかけて先人が築きあげてきた遺産を、一部の心無い輩のおかげで、
美観を損なうということになるということがわからないのかと悲しくなる。



日本の恥を世界単位で広めていることになると思うとやりきれなくなる。
旅行気分になってやってしまうことだろうが、旅行に行くのであれば、
ある程度はその国の文化などは予習しておいたほうがいいかもしれない。



シンガポールではツバやガムを路上に吐き捨てたら、罰金を取られるとの
ことである。これも国の法律で決まっているそうだが、第一に景観のことを
考えているとのこと。



確かにアメリカにはグラフィティと言う芸術もあるが、これはアメリカだから
許されることであって、美学や美意識を一層求めてしまう日本では許されにくい
のである。かつて自分が札幌まで電車通勤していた時に、白石近辺の高架下
だろうか、明らかにグラフィティと呼べるものがコンクリートの壁に書いて
あった。よく映画で見るような光景を見た気がした。



チーマーやギャングらは多分メッセージみたいなものを、仲間や敵などに
送っているのかもしれない。「これも文化だからいいじゃん」と言われて
許してしまうと、彼らは調子に乗るし、さらに他の落書きでも埋め尽くされて
しまう。札幌の大通を歩いてみても、彼らのメッセージみたいなものがいっぱい
書かれている。アラビア文字みたいのもあれば、いろいろある。



多分、自分が死んだ後も、落書きで埋め尽くされるのではないかと思うと、
いい気分はしない。少しでも景観に気を配ってくれるようになってくれればと
切に願っている。