アメリカの大手証券会社までもが…。
リーマンブラザーズ社が破産法の申請をしたことが今日明らかとなった。
約160年間続いた老舗の幕引きは、世界経済にも影響があると懸念されている。
最近、サブプライムローン問題のあおりを受けて、扱い商品も暴落し損害を
受けたことが原因とされている。
グローバル経済化でアメリカがやたらと声高に「アメリカ経済は世界一ィィィ!」
と言っていたかのように思われたが、経済の大津波だけは防ぎようがなかった。
一般的には、株は世相に影響を受けやすいと聞く。
第二次世界恐慌が来るとなると、ウォール街はもちろん、世界の各証券取引所
なども大パニックに陥るだろう。
日本でもインフレどころか、貨幣価値がやたらと下がってデノミになったら大変な
ことになる。1万円の商品を買うのに、2億円札を出さなければならないなどという
ことになったら、国民の精神的負担もさらに増す。
経済のグローバル化の波に飲まれようとする中、日本政府は自分らだけ勝手にノアの
箱舟に乗ってアララト山まで逃げ出そうというようにも見える。
だから、棄民を前提とした政策を平気で出来るのではないか。
もはや丸投げ、バラマキでどうにかなる時代ではない。