Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

発達障害と反出生主義

Twitter発達障害クラスタの皆さんとやり取りしたり彼らのツイートを読んだりしてると気付いたことがある。

発達障害者ほど高確率で反出生主義になりやすい傾向である。
とりわけロスジェネの発達障害者であれば、医療福祉面での支援を行政から満足に受けられず、その上健常者や自分の親類などから人間のクズ呼ばわりされるのでは、自分自身の存在意義すら否定したくもなるだろう。
「自分なんて生まれてこなければよかった」「自分に子供が出来たらいばらの道を歩ませることになる」などネガティブな想像しか頭に浮かんでこないわけで。

原因としては、父権もしくは母権による家族支配が長らく続き、発達障害が未診断のままで学校や職場に放り込まれたということが大きいとにらんでいる。
九分九厘、親側こそ発達障害精神障害の特性があるものだし、年功や体格差でマウンティングして利益を得てもいいと誤学習している可能性は非常に高い。
アレントレーニング以前に、親にもWAISやら心理検査受けさせて、精神科医が厳然たる診断を叩きつけてやれやってマジで思ってるからね、俺は。

おまけに学校や職場で居場所を奪われ陽の目を見れなかった奴も、存在してると考えている。
ガンダム芸人若井おさむさんも家族ぐるみで虐待を受けて育ってきたが、彼も闘争の日々を送ってきたことは明らかだろう。
ネット記事ではあるが、彼の苦悩の日々はTwitterにもワード検索で上がってくるほどだ。

俺も高校時代入学式からDQN連中に目を付けられてはいちびられ、中ボス格のDQNの嫌がらせにトイレ掃除中にも拘わらずブチきれて返り討ち覚悟でケンカを売りに行ったが、バカ国語教師が止めに入りやがったので、今でもそいつもまとめてボコボコにしたいと思っている位だよ…。

日本では少子化ガーと昭和のクソ老害政治家が周章狼狽しているが、テメーらがまいた種だろと双手刈りからのマウントでボコボコにしないとマジで気が済まない…。
おまけに介護業界では外国人実習生を呼んででも人手不足を解消させたいと言う姑息さが俺には許せない。高校時代の友人が今ベテランの介護福祉士をしていて、日々奮闘しているのを聞いてるからだ。

「お年寄りを大事にしましょう」なんてお題目なんぞ、きょうびのプリウスミサイル老人、チンピラ老人などを見てたら、マジで言ってられなくなるだろ…。
俺はいいたいね、「他人から大事にされたかったらまず他人を大事にしろよ!」と。

やさしいとかいい人だから介護やら福祉に送り込むのは、明らかに本人の適性を無視した無責任かつ野放図な提案である。
俺も母から「Issueは優しいから福祉に向いてる」と言われたが、それではあかんのよ…。
福祉にせよ、臨機応変、適切な専門知識や技術が求められるわけで、単なるお人よしではパワハラお局職員に潰されてアウトだよ。

少子化と反出生主義を解消するには、まず金と職、居場所を与えてやれっつーの。
それすらしないで「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」って戦中かよ…。

足りないのは貴様らのオツムじゃぁああああ!

「誰でも出来る仕事」という愚かで見当外れな評価

たびたび福祉職や土木職は誰でも出来る仕事という意見も耳にするが、断固として異議を唱えたい。
正確には「作業自体が誰でも出来るように見えるだけ」で、実際は職権によって出来る範囲も変わってくるんだよ。

介護にしてもただお世話すりゃいいってもんじゃなくて、痰の吸引になったら職場での資格者を呼ばなければいけなくなったりするらしい。
土木にしても、玉掛やらフォークリフト、クレーン車の扱いで資格が求められるわけで、測量で言えば測量士測量士補のない奴は道具持ちなどのパシリよ。
土地家屋調査士になればよそ様の土地や家屋も扱うから、無資格者のアンポンタンにいっちょかみをやられては違法行為になっちゃうわけで。

某所でキャリアカウンセラーさんのお話を聴く機会があったが、その方が言ってたことで一番印象に残ってるのがこれ。

「知らない職業には就けない」

自分に知識がない職業には絶対につけないし、運よく就けたとしても職場で嫌われるだけでしかない。

村上龍さんの「13歳のハローワーク」、テンプル・グランディンさんの「発達障害者のハローワーク」などの書籍は出ているものの、日本独自の就労制度としての基盤が脆弱になっていると俺は感じる。新卒至上主義のお陰で、職業観と自己像のギャップで潰されて、やり直すにも障害者雇用では低賃金労働者になってしまうという例も俺は見ている。

俺の場合、B型事業所含め約4年間通所していたが、どんなに頑張っても事務職やIT職には就けず、就けたのは商品補充員だった。しかも、事業所側は最初の1か月程度しか定着支援をせず、お局に目を付けられ職場でいじめを受け始めたころにはサビ管が出て来て一方的に悪者にされ、お局一派から蛇の生殺し状態を今まで受け続けてきた。一つ目のなかぽつとは関わりが浅かったが、現在支援を受けているなかぽつには面接対策や履歴書添削等でお世話になっている。

商品補充員も誰でも出来る仕事に見えて、マルチタスクだったりする。

  • まず商品補充を徹底的にマスターする。
  • 職場での人間関係に加わっていく(力関係を完全に把握する)
  • お客様に尋ねられたら手を止めて応対する
  • 売り場のメンテナンスはもちろん段ボールごみを散らかさない
  • 全体主義・事大主義の職場でも孤立しないように立ち回る

…など、とてもじゃないが、自閉度がバチクソ高い発達障害者などに出来る仕事ではない。

簡単に見える仕事でも実はこれだけタスクが重なってたりするんだってことをわかってくれればうれしいなと思っている。
どうか、簡単な仕事であっても誰でも出来る仕事だろなんて言わないでほしい。お願いします。