Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

日本人のイメージももはや崩壊。

「勤勉でまじめな日本人」はもはや絶滅寸前かもしれない。
50代のモーレツ社員及びその亜種が「俺の若いときは…」と自慢気にのたまって
いるのを見るとどうもムシズが走ってくる。この方々は、テレンバッハの言う
メランコリー親和型」に近いのかもしれない。かく言う自分もそうなるのだが…。



斉藤茂太さんは「政治家的性格ほどうつ病になりにくい」と書いているが全くその
通りである。ウソツキが体に染み付いているのを正当化するためにウソも方便だと
ごり押ししてしまうのは問題である。無論、古賀議員の学歴詐称も「詐欺罪」に
当るが、記載していなければ無罪だというのもどうも釈然としない。



今の日本人は悪い意味で生ずるく命根性が汚い奴が多くなったと感じる。
企業の「労働力ダンピング」が最たるものである。契約社員で品定めし、損得勘定
で損と感じればクビにし、得と感じればずっと契約社員待遇にするという暴挙は
断じて許してはいけない。これには行政の介入ももちろん不可欠だが、草の根単位
での経営者や労働者の意識改革が必要である。



ひどい言い方をしよう。俺たちは「満席状態の椅子取りゲーム」に参加させられて
いる状態なのだ。人生はゲームじゃないにも関わらず。人生ゲームのような人生も
興味はあるが、やりたくはない。勤勉でまじめであるほど、追い込まれて精神疾患
や自殺という末路を辿るのである。このような状況なら、行政は絶対に文句を
言ってはいけない。「就職できない奴はダメ人間だ」という論理は、支離滅裂な
自己責任論である。



雇用対策事業をやるのなら、長期雇用に繋がる地盤作りを行ってもらいたい。
今なら補助金目当てに、使い捨て労働者を雇う企業がゴチャマンといるだろう。