Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

依存症は対岸の火事では済まされない。

平たく言えば、依存症は「何かにしがみついてしまい止められない」という状態なのです。
英語で病気のことをdiseaseといいますが、現在では精神疾患のことをdisorderと呼ぶようです。
これは「(心を邪魔したりする)障害」という意味もあるそうですね。
北海道新聞で旭川のアルコール依存症者を下宿させている施設がある記事を読み、非常に
感動しました。下宿の管理人さんもかつて依存症だったらしく、依存症の人たちの一里塚に
しようと下宿を開いたそうです。
アルコール摂取やセックスに依存することを「プロセス(過程)嗜癖」といいます。
無論、ギャンブル依存症もそうです。嗜癖が人間関係になると共依存になるのです。
転職したいが転職先が見つからないという人たちも間違いなく企業と「共依存」に
なっているのです。これは自分もしかりです。
医者の不養生はけしからんということもありますが、半分当たりで、半分大嘘です。
精神科医の斉藤茂太さんはかつて引っ越しでうつ病になったことがあり、投薬と静養で
治したそうです。彼の著書に書いてありました。何でも法律で「精神疾患にかかったことの
ある医学生は医師免許が下りない」という条項があるそうですが本当ですか?
だとすれば、何ともイカガワシイ法律だなぁと自分は思うのです。
医者だって人間、どんなに気をつけていても、何かの拍子に病気になったりもするだろう。
病気にかかったことのないお医者さんがいたとしても、それはごくわずかでしょう。
細菌学者になった野口英世もアクラで黄熱病研究の最中、黄熱病にかかって死んだ。
いいかげん、医者を神格化するのはやめませんか?今はセカンド・オピニオンの時代ですよ。
10年も前に手塚治虫さんは「ブラック・ジャック」でそのことを含めて伝えてきている
はずだと思いますが。