Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

べてるの家に学ぶ人生哲学

べてるの家の本で、早坂潔さんがある病院での授賞式で印象的なスピーチをした
ことが取り上げられている。



「ボクは川村先生の治療の失敗作です。」



一瞬場の空気が凍りついたそうだが、場内は大爆笑と拍手で包まれた。
医者は病気を治すことが第一の責務かもしれない。



しかし、治りにくい病気や治らない病気になると、医者は自責の念にとらわれ
たりもするだろう。患者が病気と付き合い、医者が治そうとするのをやめたことで、
早坂さんの状態もよくなっていったという。



これってシーマン語録にあるようなエピソードだよね。
「いつか精神の病気もクスリじゃない方法で治せる時代が来ないかね」と精神科医
のユーザーに答えたそうな。



治せる病気なら医者の力量を目いっぱい使って治せばいいのだし、治せない病気なら
病気との付き合い方を教えつつ患者の顛末を見守ればいいとこの頃考えるように
なってきた。自分の病気は治るのかわからないが、治るのであれば治してほしい。



治らなければ対処法を十二分に練る。
今度はべてるの家に赴いて、自分が感じたものを文で著したりしたいなと考えています。