年齢・性別制限撤廃で雇用情勢が変わったか！

答えはノーである。星野仙一のポスターを貼っても、日本経団連を
潰して、政府が年齢・性別制限を安易にしたがる会社に罰則を強化
するなどしないとよくならないと思う。実際、実行するとなると、
日本経済はガタガタになり、世界恐慌並みの不況に日本は襲われる
かもしれない。日本がかろうじて生きてるのは経団連のお陰でもある。



痛みなくして改革なしと謳った首相もいたが、実際痛まなかったのは
金持ち連中や農協、日本経団連などの圧力団体だろう。
小泉元首相はプロパガンダが実にうまい男だと記憶しているが、
安倍元首相は育ちのよさが仇となって「平成の今川義元」になって
しまったのかもしれない。



やむをえない年齢制限なら自分も納得するが、３０過ぎだからダメ
という理由というのは、芸能事務所などの言い分なら通るかも
しれない。しかし、他の業界なら、そんな言い訳通用しねぇんだよ！
とはいえ、世の中捜してみればいろいろな需給関係があったりして
おもしろいものでもある。



雇用がガチガチに固定してしまっているゆえに、国の機関への転職も
蟻の子が入るような隙間すらない状態である。社会人枠を設けても
砂糖に蟻が群がるように集まる始末。それならもっと早くに内偵して
年金着服者やハレンチ教師などの輩を懲戒解雇するなどして余裕を
作っておかなかったのだと怒りを感じる。



いくら安倍内閣が「戦後レジームからの脱却」「再チャレンジ」
を打ち出しても、結局は祖父の亡霊からは逃れられなかったのかと
同情したくもなる。しかし、官邸でて無職の身を味わってみ。
親がいても、金貸してくれといえないから辛いし（男ならしっかり
しろと両親から小言を言われるのもあるし）、一人暮らしやホーム
レスだと地獄のような辛さとなるよ。



もっと、正社員につながる求人が増えればみんなやりやすくなると
思います。あと、フリーターのすべてが精神疾患とは限らないという
ことだけは付け加えておきます。精神疾患の患者が犯罪を起こす確率は
一般のチンピラ犯罪者に比べて１０分の１くらいです。
（参考：ブラックジャックによろしく）



今は、パート、アルバイト、派遣社員、嘱託社員の求人が多いから、
自分は不安になることが多いです。むしろ、毎日不安です。
今回、失業保険の手続を経験して、いかに自分がろくな扱いを
今までの会社から扱われていなかったかを痛感したのもあります。
しかし、説明不足のまま間髪入れずに離職票の署名させられてしまう
のも、考え物です。質問する余裕すらなかったです。



今このブログを書いていて、ブルーハーツの"TRAIN TRAIN"が脳裏を
よぎりました。確かに弱いものは叩かれ、さらに弱いものを血眼に
なって捜し叩く。逆のケースとして、この国でも、為政者への怒りが
爆発すれば、やがて議事堂周辺は怒り狂った国民で取り囲まれるでしょう。
当然ＳＡＴや機動隊を派遣して、国民を殺したとなれば、マスゴミの
エサになること間違いなしです。