Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

JUDOと柔道はまったく違う!

自分は柔道経験者ゆえに、この頃の世界の柔道を見ると嫌になることが
ある。なぜなら、「ポイント取ったもん勝ち」になってきている
からです。確かに、曖昧模糊な概念をハッキリさせる欧米人の考えと
思うと納得はいきます。しかし、柔道で大切なことはそんなもんじゃない。



柔道を習い、相手と戦っていくことで、自分を磨くことがまず大切
だと思うんです。かつての山下元理事が五輪選手だった頃、足首を怪我して
戦ったとき、エジプトのラシュワンが相手だったですが、彼は山下の足を
攻めずに戦い、見事に負けた。しかし、彼は今でもエジプトの英雄として
たたえられているといいます。



彼の心にはサムライ魂が残っているのかなと思います。一本を取ったり、
シノギを削るような戦いをみることは少なくなったし、オヤジも落胆して
柔道の試合をTVでは見なくなりました。



しいて言えば、今やっているのはJUDOです。
井上や棟田が奮起している限り、柔道の精神は途絶えないと思います。



自分が落胆したのは、地元の警察署で柔道の練習をしないところも
出てきたことです。前に「柔道の稽古をつけてほしいんですが」と
おまわりさんに尋ねたら、「すみません、今道場は倉庫になってるん
です」といわれ愕然としました。地元住民に柔道を教えるのも警察の
地域貢献ってやつだろうが!オレは極道じゃねぇよ、カタギだよ。
オレが極道だったら、「お前、何かやったのか」と言われて逆に
質問をうけるかもしれんし。