キャラゲーのお粗末なゲーム性
つい最近、PS版スーパーヒーロー作戦をオークションで買った。
キャラが出てくるのはいいが、ゲームの枠組み自体が実に荒唐無稽だ。
スーパーヒーローなのになぜにガンダムやパーソナルトルーパーなどの二足歩行
ロボットが出てくるのが非常に疑問だった。
まさに主旨を無視した出来だろう。アイテムの売りにしても、アイテムリストに
載っていないものは売れないというのはいかがと思う。
アイテムの設定ミスもあった。アイコンで示さず、武器は武器、防具は防具と項目
分けして欲しかった。
あと、バグがPS2でプレイ時にあったな。途中でブラックアウトになってフリーズ、
セーブデータの表示バグが起こって不安になった。
SDキャラの変身シーンは載せるな。せめてウルトラセブンは実写取り込みにして
欲しかった。これじゃあダン役の森次さんに失礼だよ。
唯一評価できるのは、実写変身シーンの引用。
ギャバンもかっこいいし、キカイダーの変身シーンも懐かしくなりました。
ストーリーもすこしズレがあった。例えば、キカイダー破壊はアカ地雷ガマによって
なされるもので、カイメングリーンの頭部爆弾ではない!
光明寺博士への脳移植手術も、娘のミツコが行うもんであって、メタルダーの敵役
トップガンダーがやったんじゃない。
昔から言われる法則を見事にやってのけたのが、今回の作品だろう。
「キャラゲーはクソゲー化する」という法則は、昔から定説に近い。