Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

コンプレックスという名の錘

コンプレックスは山のようにあります。中でも以下のコンプレックスだけは、今でも
なかなか乗り越えられません。



1.職歴コンプレックス



自分の職歴は今までフリーターしかやったことがなく、おまけにハロワ職員にまで
たびたびバカにされます。過去の職場で自分の存在意義を失って苦しんでいる故に
「何をやりたいの?」という質問は拷問に感じます。



「34にもなってどうして就職できないの!」という偽善的な大人には正直殺意すら
覚えます。つーか、お前のイライラを教育的指導を隠れ蓑にした八つ当たりだろうが!
と言いたいくらいですね。



自分は職歴という面では非常に不利だから、余計に引け目を感じたりする。



2.学歴コンプレックス



自分は偏差値40程度の地方四流私大卒ですが、実に風当たりが強い。



一流大学卒が「ミスがあったら突かれる」というのは贅沢な悩みに思えるほど、
こちらはひどいものです。就職活動をすれば、企業からは中途半端な学歴と見られ
敬遠もされる。だから、俺は嫌なんです。



海外留学の経験がないことから、英語科主任にまで見下されたことすらありました。
あと、お嬢様大学卒のババア教師にも偉そうな態度を取られたりと、自分は非常に
惨めな思いを、学校を出てからの6年間余り味わってきました。



大学は出たけれどという思いのみならず、左団扇でのさばる団塊の世代どもの煽りを
食らっています。今でも、自分の学歴のおかげで苦労してるんだと考えることすら
あります。自分の人生を今更ながら後悔しています。



3.器用コンプレックス



自分は残念ながら器用ではありません。上司からは推挙されずにえこひいきをされた
というトラウマから、自分の不器用さを呪うようになりました。
会社のババア、先輩、後輩からはいじめられる。



上司からもプチパワハラも受けました。仕事の注意にかこつけて、ネチネチ精神的に
ダメージを食らいました。仕事上の注意だけならまだガマンできるけど、俺がムカツク
という理由でさらにネチネチやるのは卑怯だと思います。



うわべだけ上出来風の奴らが推挙され、自分の努力は空回りしていつしか孤立して
行きました。自分が器用だったら、どんなに明るい人生だったかと思うと、悔しくて
涙が出そうでたまりません。



自己PRだって下手だから、結局落とされてしまう。



4.年齢コンプレックス



自分のときは、ジョブカフェやジョブパスポートのような若者の就労支援体制なんて
なかった。今は34だから、第二新卒で就職しようとしてもしかめっ面をされることが
ほとんどである。



正直、シュウカツなんかやめて、練炭かアルコール中毒で自殺したい気分にすらなる
こともある。年齢はどうあがいてもかわることがないから、自分自身非常に歯がゆさを
感じている。



日本は再チャレンジのしにくい社会だと心底感じる。
今の政治家や官僚には、そういった点で殺意と怒りを抱いている。



5.人生コンプレックス



以上の4つのコンプレックスが集約されたものかもしれない。



確かに、俺は人様から見れば、そこそこにいい人生じゃないのといわれるだろう。
しかし、今自分は社会の片隅にいて社会参加すらさせてもらえないという現実を
味わっているのである。



俺は今若者か否かという微妙な年齢だ。だからこそ焦るし、不安にも駆られる。
焦れば貧乏くじを引きやすいということはわかっているのだが、さらに両肩に
不安と言う錘を乗せられたまま動き回っていることが多い。



ちりとてちんというドラマの主人公・和田喜代美は、生粋のネガティブ思考だが、
俺は非常に共感している。何やっても裏目に出るし、注目されたくてもA子に
いいところをもっていかれる。彼女もかわいそうすぎると俺は思う。



年齢とともに器用さも老獪さも付いて来るものだが、自分にはそれがないと思う。
願わくば、一度でいいから「人生のリセットボタン」を押してみたい。
器用な人間は底抜けに嫌いだし、見るたび嫌悪感すら覚える。