やってきてしまったスランプ
スランプに押しつぶされ、憔悴しきった自分を、教頭は見抜いていました。
学校の期待は置いといて、自分のペースでやってほしいということを言われ、
非常にほっとしました。
しかし、職員室での孤独と、生徒からの反発はまだ続いていて、一抹の寂しさを
感じています。担任は実に孤独だと感じたものでした。
ストレスから不眠気味に陥り、おまけに持病の腰痛までぶり返してしまう始末。
先日、電話口で自分の先輩教師に思わず愚痴ってしまったんですが、先輩は
うんうんと聞いてくれたので、いつの間にか号泣していました。
先輩もシャレにならない事件にも巻き込まれたこともあったそうで、教師を
今でも続けているのはすごいと思います。
俺の行く道は、茨の道かもしれないけど、やるしかないんだと思っています。
絶対に俺の弟・妹たちを卒業させたいという思いが支えているようなものです。
今の俺の心境は、2006年9月17日の日本ハム対ロッテ戦での金子誠の心境に近い
です。9回裏で2塁ランナーは代走の紺田敏正。外野方面のヒットなら間違いなく
紺田は生還できるという状態の打席。マックはそれでもしぶとくセンター返しを
お見舞いして、サヨナラ勝ちに貢献したんですけどね。
俺がやらなければという思いもあるけど、ここまできたら無念夢想の心境に
なるしかないかと考えています。
今年は修学旅行の引率もあるし、それまでに担任としての力量を少しでも高めて
おきたいところです。