Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

うちの子に限って…。

1980年代だったと思います。こんな名前のドラマがあったと思います。



田村正和が小学校の先生役で、小学校で身近にあるような話題を取り上げて
いたもので、自分自身は好きなドラマでした。



かつて受け持ちのクラス生徒のことで、保護者を呼んで自分が指導で手を焼いて
いる現状を伝えました。教師への悪態、指導への反抗等。(学年主任同席の上で)



しかし、「子供は先生にそんなことは言っていない、やっていない」という
一点張りで、話をまともに聞いてもらえない状況でした。



処分等になって初めて現状を認識してしまうというのは、いささかこちらも
困ります。周囲からしてみれば、もう少し親に理解させられなかったのかと
言われれば、こちらも技量不足としか言いようないからです。



親は子供を信じたいという一心で接するものだということが改めてわかりました。
逆に、子供は親に対してバレたくない一心で、嘘をつき続けたりするんですね。



親御さんは当然自分の顔に泥を塗られたような思いになりますから、涙も出る
でしょうし、子供に怒りを露にします。自分はこの様子を間近で見ていて、
言葉を失いました。



実は、自分も高校時代、似たようなことを親にしました。
自分を正当化しようとして嘘をつき続け、取り付く島がなくなって結局親を
怒らせてしまったということでした。



「自分に嘘はつくな。嘘をつけば、それを正当化するために余計に嘘をつく」
生徒指導部長が言っていたことですが、このことばを聞いて当時の自分を
思い出しました。



ロスジェネのワープアが結婚できるかどうかわかりませんが、今の経験も
親になる前の勉強だと考えています。自分が親になった時、「うちの子に
限って…」ということばは吐かないようにしたいものです。



近頃の若者も含め、社会の構成員であることは間違いありませんが、近隣住民
のことを考えずにステレオを朝っぱらから掛けたり、自分の軒下で携帯電話を
使って大声で話すなどということを平気でしている内は、厄介者呼ばわり
されても文句は言えません。



法律というルール以前に、倫理や道徳というモラルがあります。
ルールさえ守ればいいやではなく、モラルもあってこそ、ルールがいきるの
ではないでしょうか?



騒音についての明確な罰則はなかったとしても、「騒音で迷惑をかけては
いけない」という道徳は考えなければいけません。その点も含めて、今後は
教えていかなければなりませんね。