困った奴は「釣り師」の法則

某ウェブサイトの掲示板に、ニートの逆転人生ブログなどと称して
リンクを貼っていた奴がいましたが、リアルでは相当「困ったちゃん」
かもしれません。



文章を読んでみれば、お父様は会社役員で年収3000万を稼いでいて、
父の会社でアルバイトをしているという状態です。



その一方で、高認試験を受けて、大学を卒業して経営者になると息巻いて
いますが、蓋を開けてみれば惨憺たるものでした。



高校中退してから、昼夜逆転で怠惰な時間をもてあまして、パチンコに
費やしている始末。勉強を頑張ろうと決めても、バイトを仮病でサボって
パチンコに興じるという有様。



こんな状況にもかかわらず、何人かの方が厳しくも暖かくもある助言を
しているわけですが、トンチンカンなレスを繰り返すばかりで会話が
かみ合っていないのです。



オマケに、原付自転車に乗っていて某高級車にぶつけてしまい、
保険会社を通さずに自己判断で相手にバンパー修理代を払うという
有様です。相手からカモられるのは火を見るより明らかです。



普通なら保険会社に示談を一任するんですけどね（経験者は語る）



自分もうっかり相手のでっかい「釣り針」に引っかかって、レスを
してしまっては独り相撲をしてしまうところでしたけどね。



件のニートと、今回の困った利用者に共通しているのは、自分に
注目させようとする自己愛っぷりが過剰なことです。



それに気づいた賢い人は「敬して遠ざける」ということをしていますが、
知らずに彼に乗せられた人は勝手に熱くなって、無駄な労力と時間を
相手に割いてしまうのです。



きつい言い方をすると、彼は大した「釣り師」なわけです。
さらにひどく言えば、病的な「構ってちゃん」ですよ。



人の批判をしてしまったのは謝りますが、こうでもしなければ、
異常な心理を説明することができないのです。



「心の健康は意識しなければ保てない」ということばもありますが、
まさしくその通りです。どこかで自分の状況に気づけなければ、
際限のない「悩みの迷宮」を彷徨うことになるのではないでしょうか。



相手に期待してしまうから、「むかつき」もする。
逆に相手に期待することがなければ、何の感情も起こらないわけです。



件のニート君や例の利用者にしても、「意識も期待もしない」ように
すればいいのではないかと思います。



向こうがいくらこちらと仲良くしたくても、おんぶおばけの如くこちらに
のしかかってくる人間とは距離を置きます。



これは自分にも言えることですが、まず人と自分のすべきことの境界線を
引けるようになりたいですね。