教員免許は運転免許ではない

この頃、文科省でも教員免許更新制度を復活させようとしている。



過去に、免許が失効する教員が多くなるとの不安で立ち消えになったというのに
まだ懲りていないのかといいたい。講習さえ受ければ基本的に更新はできるってのは
運転免許じゃないんだからな！



そもそも、教員免許は「子供を教育するための側面」や「教科や部活動を教える側面」が
あって成り立つもんではなかろうか。



教科だけ教えるのであれば、塾の教員同様免許なんていらないんです。
学校の教員というのは、生徒ともに行動をともにすることもあるし、生徒の成長にも
かかわる職業であるから、更新制度をとってはいけないと俺は思うんです。
確かに、教科や部活、生徒指導の技術はある程度は必要でしょう。



とはいえ、免許更新で教員の資質向上という対策こそ極めて安直と言える。
教師のハレンチな行為などは、道義的かつ法的に罰すればいいだけのこと。
真の資質向上を行うには、教員のための勉強会の開催やメンタルヘルス環境向上なども
視野に入れるべきであろう。



能力評価も加わってくると、余計に教員はやりにくくなる。
結局、器用で悪知恵の働く管理職あたりが跳梁跋扈し、本当に教師になりたい人間が
居場所を失うということにもなりかねない。



そこんとこ、のーみそに叩きこんどけや！ヨロシクぅううううううう！（数取團風）