Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

自民党とダマシと若者

自民党を支持しているのは、大半が若者である。
終身雇用等で優遇された中高年層の雇用を若者にも開放しようとしたから
らしい。さて、実際はどうだろうか?



国民がぶっこわされた雇用の破片にしがみついているのが現状では
ないか。団塊の世代にしろ、年金受給資格等の問題で苦しんだりも
している。俺から言わせれば、「国は豊かに見えても、人の心は
非常に貧しい」状態である。



朝三暮四の故事の如く、だまされているのは俺たち国民ではなかろうか?
若者自立塾にしても、あくまでもニートや引きこもりの若者に「現代社
での生活習慣」を叩き込む場所に過ぎないのであって、彼らの社会参加
までの保証を行なっているわけではない。



自立塾を踏み台にして就職して暮らしていける人間ならいい。
3ヶ月の期間を経ても適応できなかったりする人間は果たして
どうなるのだろうか?



弱っているノラ犬がいたら、叩き殺して鍋にしてしまえ、そうすれば
お前の腹が膨れるってのが経営学だと言っていた人もいたが、
政策ってのは違うのではなかろうか?
ミナミの帝王 ヤング編 <中> 参照)



相通ずるところはあっても、国民へのサービスという点では
経営学とは違ってくる。



香山リカの「就職がこわい」では、自らの体験を述べている点で
なるほどと膝を打った。ある企業の人事担当者からの一言だった。



「香山さん、使える人材を4年間大学に入れて逆に使い物にならなく
しているんですからねぇ。」



確かに一理ある。旧文部省色に染まった学生は、なおのこと応用が
利かないことが多い。



こうなると、新兵訓練の重要性が出てくるが、企業は一から鍛えることを
疎んじるのである。



就職したくても出来ない上に、不安で社会に出たがらないというのも
何となくうなづける。



これから総理大臣が決まることになるだろう。
次の選挙で、スケプティクス選挙にならないようにするためには、
だましを平然とやる候補には投票しないということだけである。



残念ながら、総理大臣はレファレンダムではない。
だからこそ、だましを見抜く一人一人の真眼が問われるだろう。