Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

チンパンジーがサル山に帰る日

とうとうチンパン福田が辞任した。記者の質問に対していらだってか、「私は貴方たちと
違うんです。自分のことを客観的に見ることができるんです」と答えたこともあったが、
俺からしてみれば、それは傲慢としか思えない。



心理学的にいってしまえば、かの有名なジーグムント・フロイトも「人間の意識している
部分は氷山の一角みたいなもの」といったほどだから、チンパンのことばは矛盾している
ことになる。今までの妄言を、いや無意識でしたと答えれば、それは卑怯な行為であると
しかいえない。



ブルドッグ小沢一郎率いる民主党の反対や、公明党の圧力もあったのは同情する部分かも
しれないが、サミットのみならず、拉致被害への外交は世界に「三味線外交」というのを
知らしめてしまった負の効果がある。



そもそも、この国の政治がおかしいのは、「自民党総裁=総理大臣着任」という運びに
なってしまう方程式が成立している点である。もう一つは、政教分離を謳っておきながら、
世界数カ国でカルト教団指定を受けている宗教法人の息がかかっている政党が裏で糸を
引いている点である。



年寄りのバイトなら、シルバー老人センターにでも行って欲しかった。
それがせめてもの国民への謝罪だろう。CHANGEというドラマがはやったのも、
新しいカリスマへの渇望もあると思う。キムタクのように容姿端麗でなくてもいいから、
せめて政策と行動で、国民にひとつの可能性を与えてほしい。



次の総理は、老キツネ麻生太郎が有力視されているが、自分で「出馬する資格がある」と
言っているのだから、非常に困ったものである。北海道新聞の卓上四季にも書いてあったが、
総理になる資格と、党総裁の資格とは別物である。先般触れたいやな方程式がまだあるから
こそ、この2つの資格をごっちゃにしているのではないだろうか。



和製ヒラリー小池百合子か、女豹野田聖子がなれば女性初総理になるわけだが、彼女らは確かに
女性ならではの視点で政治はできるだろう。



しかし!いまだ目に見えぬ敗北感を引きずっている日本男性の気持ちを汲んだ政治ができるとは
到底思えない。むしろ、男性を蔑み、徹底的に女性に有利にするような政治をすると不安になる。



総理の罷免や辞任に関しては、憲法や法律でも明確な規定がなく、総理の去就や永田町の
茶番劇だけが一人歩きしているような気がしてならない。これも、日本の政治が成熟していない
証拠なのかもしれない。



たとえ、内閣不信任案が衆参で可決されても強制力をもたない事実こそ恐ろしいものである。
さらに、嫌になったからやーめたと投げやりになる総理が多く、これではアルバイト感覚である。



おまいらが批判する、若者の正社員やフリーター、パートの方が数百倍マシだぞ。