Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

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尻に火がついてからでは…。

フリーター、年20万人雇用を 国民会議発足へ、札幌で来月自立会議  2005/04/12 07:36

 仕事も通学もしないニートやフリーターの増加が社会問題化する中、厚生労働省は十一日、経済、労働団体トップらで構成する国民会議を五月下旬に発足させ、全国で二百万人超とされるフリーターのうち、年間二十万人の正規雇用を目指す、と発表した。これまで政府が開いてきた「若者自立・挑戦戦略会議」の地域版を五月上旬、初めて札幌市で開き、地元の各界代表らが雇用対策を話し合う。

 厚労省によると、フリーターは二○○三年、推計二百十七万人に達し、年間約十万人ずつ増加。二十−三十代の割合が上昇しており、厚労省は「社会の経済力が弱まり、社会保障の支え手が減る」と危ぐする。

 国民会議は経済、労働団体のトップや学識経験者ら約二十人で構成。議長は奥田碩日本経団連会長。シンポジウムやタウンミーティング開催のほか、職場体験を希望するフリーターの受け入れなどを企業に要請する。「経済界トップが名を連ねることで各企業の具体的な取り組みが進めば効果が上がる」(厚労省幹部)という。

 これとは別に厚労省は、ハローワークにフリーター専用窓口を開設し、専任職員を配置する新事業など正規雇用につながる就職支援を強化する。

 一方、他地域に先駆けて道内で「若者自立・挑戦戦略会議」地域版を開催するのは、道内の若年者の完全失業率が高いため。今年二月の道内の十五−三十四歳の完全失業率は5・4%で、四国と並んで全国で最も高く、全国平均(4・7%)を0・7ポイント上回った。

 フリーターの中には、正社員として働きたくても就職先が見つからない人がかなりいるとみられ、厚労省は、この会議に高橋はるみ知事や地元経済界代表、関係省庁幹部らが参加する方向で調整し、地域を巻き込んだ形で解決策を模索する

経済界トップが雁首揃えて集まったって、何の政策が出来るんですか?
まずは、正社員希望のフリーターの実情などに耳を傾けることが先決なのでは
ないですかな。ひどく言えば「消費者に売れない商品を売る」に等しいことです。
こうして、エセ愛国者たちの思いつきはいびつな青写真として、国民を苦しめる政策へと
変わっていくんだなぁと思いました。
もっと意地悪い言い方をすると、「トップの胸三寸次第」なんです。
懐の広いトップに雇ってもらえるのならいいが、狭量で肩書きでしか接することの
出来ないトップに使われては大変です。まさに「上司は部下を選べても、部下は
上司を選べない」状態なのです。はたしてハローワーク職員の中にフリーターの実情に
少しでも詳しい奴は何人いるだろうか?大半がサラブレッドの集まりだから、話半分に
伺っておしまいになるケースが簡単に予想できる。
正社員経験もない俺に言われて悔しいのなら、「職業斡旋のプロ意識」をもたんかい!
このスットコドッコイどもめが!これは彼らだけじゃない、会議に参加する連中への
皮肉と挑戦状も兼ねている。もし、少しでも魅力的な政策が出来たなら、俺は
辛口を叩かず、賛同しようと思っている。